3月5日(日)上町にて販売 メニューはこちら🌱

今日もいつもの場所にお邪魔させて頂きます。

土曜日に農家さんから仕入れて練馬区で販売した残りですので品数が毎週不安定で申し訳ありません。

葉物野菜は気持ちお値引き、大丈夫な野菜は定価にてお付き合いください。

時 間 : 10時30分〜12時

場 所 : 世田谷区世田谷2-14-7

※カフェYOUR DAILY COFFEEさんの横を入った路地裏です。

ほとんどがバラ売りです。

袋に入っているものもだいたいバラ販売OKです。

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(今日のメニューは下にスライド🌱)

ここではよもやま話と題して食にまつわる話を50〜100話ほど、ほぼ毎週書いていきます。

書いたものは ” 野菜のあれこれ ” コーナーに貼り付けています。

言葉では伝わりにくい世界。

未来はアニメーション動画にしたいという野心ですので、伝わりにくい場合は今無理に読まなくて大丈夫です🙇‍♂️

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よもやま話 その4

雄性不稔(ゆうせいふねん)あぶない派の意見

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雄(オス)の性質がみのらないと書いて雄性不稔。

おしべがクシャクシャになる野菜。

市場、スーパー、道の駅、全国に並んでいる野菜のほとんどはF1種の野菜で(※)、F1種の多くは雄性不稔を使って作られていると言われています(たぶん事実です)。

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雄性不稔の野菜は安心なのでしょうか?

 ” だいじょうぶ派 ” の意見は来週に。

今週は ” あぶない派 ” の意見を書きます。

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元々は何万株に1個登場した雄性不稔(詳しくはその3をお読みください)。

これは遺伝子の異常で、不健康な野菜だとも考えられます。

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野菜が雄性不稔に変わりはじめた戦後、それから現代に至るまでに人間の精子の数が減ったと言います。

原因のひとつが雄性不稔の野菜では無いか、という考え方があります。

(とは言え、その関係を明確に示す証拠はありません)。

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※ レタスやゴボウなどキク科の野菜、スナップえんどうや大豆などのマメ科の野菜、この2つのジャンルはF1種ではなく今でもほぼすべて固定種のはずです。

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ちょっと怖い話を書いてしまったかもしれません。

来週は ” だいじょうぶ派 ” の意見を書きます。

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では、後ほどです。

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今日のメニュー🌱

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横山秀男さん

(埼玉県日高市女影、高麗) 

微生物の世界をとても大切に考えている農家さんです。

野菜が無肥料で美味しく育つ理由も横山さんが教えてくださいました。

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▪︎ わんぱく人参(在来種)

▪︎ 紅芯だいこん(固定種または在来種)

▪︎ 茎にんにく(栄養繁殖)

▪︎ いろいろな菜の花(在来種)

▪︎ ナバナ(固定種または在来種)

▪︎ 日本ほうれん草(固定種)

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のっぽファーム

(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)

あまり耕さない、機械ではなく、なるべく人の手で。自然に寄り添いながら暮らしているご一家です。

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メニュー

▪︎ 色々な菜の花(品種未定)

 採れたての菜の花は柔らかく、サラダでも良いくらいです。さっと炒め、お浸し、お味噌汁、菜飯など。

▪︎ 里芋の親芋

 普段みなさまが食べているのは子芋です。

親芋にポコポコついている子芋です。元の親芋は知る人ぞ知る美味しいところ。 ” ホッコリ食感 ” が期待できます。何個かもらって来ます。

【雑穀類】

▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円

 埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。

それを毎年自家採種※ しています。

※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。

◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円

 白米1合に対して大さじ1杯イメージ。

 乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。

◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円

 古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円

 今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。

 一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。

▪︎ 粟 (あわ)800円

 畑のチーズとも呼ばれる雑穀です。鉄分が多く含まれています。乳の出を良くするとも言われており、産後の回復期にもお勧めの雑穀です。大きめのボウルに入れ水でかき混ぜながら浮くゴミを流すことを数回繰り返し、金属製の粉ふるいなど目の細かいザル(または布巾を敷いたザル)で水切りしてからお使いください。炊いたもちあわに軽く塩味をつけ刻んだレーズンやクルミ、干し柿などを加えて丸めればかわいい和菓子が出来上がります。きな粉をかけて召し上がれ♪もちきびと同様にもお使いいただけます (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

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オルト・グラッツィア

(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)

東洋医学の世界観と西洋野菜も育てる好奇心が合わさった農家さんです。

ご夫婦で音楽も大好きです♪

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▪︎ 白菜の菜の花(固定種)

▪︎ のらぼう菜(固定種)炒め物のイメージ

 見た目は他の菜の花たちと似ていますが、食味はキャベツに近いように感じます。油炒めが合うと思います。

▪︎ ルッコラ(固定種)

▪︎ わさび菜(固定種)サラダ、辛め

▪︎ クレソン(固定種)

▪︎ パクチー(固定種)

▪︎ 赤い水菜(固定種:紅法師)サラダ、炒め物

▪︎ 紫からし菜(固定種、品種 : ディアス)サラダ

 辛味はほとんどありません。

 旨味があります。

▪︎ ちぢみ菜(固定種)こまつなの様な使い方

▪︎ スティックブロッコリー(F1種または固定種)

▪︎ 万木かぶ(固定種)サラダOK、漬物

▪︎ みやまコカブ(固定種)サラダ、炒め、煮物

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ベジガーデン佑喜 天野雅光さん

(山梨県都留市つる)

▪︎ 黒田五寸にんじん (固定種または自家採種)

▪︎ 水掛菜(自家採種)

 富士山の湧き水を田んぼに掛け流すことで冬を越します。そろそろ葉物野菜としては終わり、花芽を食べる時期になります。

▪︎ 水掛菜の花芽(自家採種)

 水掛菜のてっぺんに育った花芽を摘んでいただきました。ここが柔らかいのです。炒め物、お味噌汁、スープ、お浸しなど。

 

▪︎ 日本ほうれん草(固定種)

▪︎ 岩手みどり豆(生の大豆、自家採種数年)100㌘150円

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島村農園さん

(千葉県成田市三里塚)

昔は森だった場所をみんなで畑にしました。

この地を守って3代目。

自家用にいろいろな果物の木もあり、鶏がいて豚がいて、食べるものはだいたい揃うご一家です。

▪︎ すずほっくり(ホクホク系サツマイモ)

▪︎ 里芋(千葉丸)

▪︎ ブロッコリーの脇芽(F1種)

 てっぺんのブロッコリーを収穫したあと、横にポコポコと育ったミニブロッコリーです。

▪︎ ほうれん草(F1種)

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)

◾︎ コシヒカリ (新米)

 玄米 2キロ1600円

 白米 2キロ1700円

◾︎ ササニシキ (新米)

 玄米 2キロ1600円

 白米 2キロ1700円

 各種3キロ、5キロ、10キロも出来ます。

 ぶづき米はありません。

▪︎ もち米もご予約出来ます🌱

25年間農薬・化学肥料を使わずに田んぼの味と日本の風景を守ってこられました。

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北産

(北海道厚岸郡浜中町)

◾︎ 浜中こんぶ 600円

 のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。

規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。

現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。

その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。

浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ” 

昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。

北産さんの昆布はその点でも安心です。

浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。

ダシだけでなく、食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円

 煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

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埼玉県飯能市、日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰り受けとっています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします(日曜日は1日鮮度が落ちます)。

昔の農法は育ちも遅く、収穫期も畑の中で1個1個ずれるために収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、良かったらお付き合いください。