3月19日(日)上町にて販売 今日のメニューはこちら🌱
今日もいつもの場所にお邪魔させて頂きます。
時 間 : 10時30分〜12時
場 所 : 世田谷区世田谷2-14-7
※ カフェYOUR DAILY COFFEEさんの
横を入ってすぐの路地裏です。
ほとんどがバラ売りです。
袋に入っているものもだいたいバラ販売OKです。
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(今日のメニューは下にスライド🌱)
ここではよもやま話と題して食にまつわる話を50〜100話ほど、ほぼ毎週書いていきます。
書いたものは ” 野菜のあれこれ ” コーナーに貼り付けています。
言葉では伝わりにくい世界。
未来はアニメーション動画にしたいという野心ですので、伝わりにくい場合は今無理に読まなくて大丈夫です🙇♂️
(今日の販売メニューは下にスライド)
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今週のよもやま話
その6 雄性不稔 ” だいじょうぶ派 ” の考え②
「性質(能力)ではなく栄養を食べている説」
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納豆菌はマイナス100度〜激熱100度にも耐え、さらには空気が無くても生きていると言われますが、縄文時代から納豆を食べ続けた日本人はその能力までは手に入っていません。
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逆を言えば、無精子状態の雄性不稔(ゆうせいふねん)の野菜を食べ続けたとしても、その ” 負の能力 ” が手に入ることも無いだろう。
という考え方です※
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食べたものは胃液の強い酸で溶けます。
それぞれの栄養に分かれて、腸内細菌たちのエサになって分解されて、小さくなって腸壁から身体にめぐると言われています。
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食べているのは栄養です。
どういうピースたち(素)でその食べ物が成り立っているか、それが大切であって、その食べ物が生前にどういう性質だったかは別の話。
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※ ちなみにボク自身は雄性不稔野菜の健康面には ” 中立 ” の立場です。
ただ、人間のその行為に違和感を持つだけです。
ただ、よもやま話その4で書いたように雄性不稔(無精子)の野菜が遺伝子のバグだとしたら、単純に元気が無く、土から栄養を吸い上げるチカラも少なく、栄養価に期待できない。
そうした可能性はあるかもしれません。
(きっと誰も答えを知りません)
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F1種の話は ” 固定種 / 在来種 ” を考えるうえで大切なのであと数回続きます。
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では、今日も宜しくお願い致します。
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今日のメニュー🌱
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横山秀男さん
(埼玉県日高市女影、高麗)
野菜と野菜のあいだの ” 草 ” を抜かないのが横山さん流(のっぽファームさんも)。
植物の根っこが広く面をつくるため、雨の日でも畑に入れるのです🌱
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▪︎ 菜の花(在来種)
▪︎ からしな(在来種)おひたしに
▪︎ 間引き菜(固定種 / 時なし大根)油炒めetc.
▪︎ パクチー(固定種または在来種)茎が甘い
▪︎ 茎にんにく(栄養繁殖)ニラの様に使う
▪︎ 日本ほうれん草(固定種)根っこが甘い
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こころファーム
(埼玉県日高市田木 横田浩行さん)
行動の原点はやはり ” 好奇心 ” なのだと思います。タネ、土、その本当のところはどこにあるのか、毎週そんな話になります。
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▪︎ 黒田五寸にんじん(固定種)
味が濃いめの人参です。
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のっぽファーム
(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)
草花がある畑です。
2人のチビちゃん(2年で大きくなりました )は花の蜜をおやつにしています。
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メニュー
▪︎ 色々な菜の花(品種未定)
採れたての菜の花は柔らかく、サラダでも良いくらいです。さっと炒め、お浸し、お味噌汁、菜飯など。
▪︎ 菊芋(きくいも)キンピラがオススメ
皮ごと厚めにスライスして油で炒めて醤油でOKです。
▪︎ 里芋の親芋
普段みなさまが食べているのは子芋です。
親芋にポコポコついている子芋です。元の親芋は知る人ぞ知る美味しいところ。 ” ホッコリ食感 ” が期待できます。何個かもらって来ます。
【雑穀類】
▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円
埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。
それを毎年自家採種※ しています。
※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。
◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円
白米1合に対して大さじ1杯イメージ。
乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。
◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円
古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)
▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円
今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。
一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。
▪︎ 粟 (あわ)800円
畑のチーズとも呼ばれる雑穀です。鉄分が多く含まれています。乳の出を良くするとも言われており、産後の回復期にもお勧めの雑穀です。大きめのボウルに入れ水でかき混ぜながら浮くゴミを流すことを数回繰り返し、金属製の粉ふるいなど目の細かいザル(または布巾を敷いたザル)で水切りしてからお使いください。炊いたもちあわに軽く塩味をつけ刻んだレーズンやクルミ、干し柿などを加えて丸めればかわいい和菓子が出来上がります。きな粉をかけて召し上がれ♪もちきびと同様にもお使いいただけます (のっぽファームさんのホームページから抜粋)
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オルト・グラッツィア
(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)
実は音楽を通して出会ったお二人。
穏やかな空気をまとい、いつも笑顔で迎えてくださいます。
好奇心が広く、日本の野菜だけでなく、西洋の野菜も積極的に取り入れています。
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▪︎ 白菜の菜の花(固定種)
▪︎ のらぼう菜(固定種)炒め物のイメージ
見た目は他の菜の花たちと似ていますが、食味はキャベツに近いように感じます。油炒めが合うと思います。
▪︎ ルッコラ(固定種)
▪︎ 紫からし菜(固定種、品種 : ディアス)サラダ
辛味はほとんどありません。
旨味があります。
▪︎ ちぢみ菜(固定種)こまつなの様な使い方
▪︎ スティックブロッコリー(F1種または固定種)
▪︎ 子持ち高菜(固定種)
中心は天ぷらに(あるいはステーキ?)、葉っぱは漬け物や油炒めに。
▪︎ みやまコカブ(固定種)サラダ、炒め、煮物
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ベジガーデン佑喜 天野雅光さん
(山梨県都留市つる)
思えば初めから意気投合でした。
農業の未来を広い視点で見つめていると感じます。
▪︎ 黒田五寸にんじん (固定種または自家採種)
▪︎ 水掛菜の花芽(自家採種)
水掛菜のてっぺんに育った花芽を摘んでいただきました。ここが柔らかいのです。炒め物、お味噌汁、スープ、お浸しなど。
▪︎ 日本ほうれん草(固定種)
茶色く枯れた葉先ごと食べられます。
もう時期は終わりですので甘みは少なくなっていると思います。
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島村農園さん
(千葉県成田市三里塚)
農薬を使わずに3代目。
実直に畑を守って来られました。
動物性の堆肥を畑に入れますが、豚のエサは畑の野菜なので安心です。
▪︎ すずほっくり(ホクホク系サツマイモ)
▪︎ 紅はるか(ネットリ系サツマイモ)
▪︎ ゴボウ(固定種 品種 : 柳川理想)
ゴボウは太いほど ” 柔らかい ”
柔らかくて優しい味わいです。
長さはカット致します。量り売りでOKですのでいったんそのままレジにお持ちください。
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有機農園 ねぎぼうず
(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)
※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)
白米で食べると「甘さ」を感じます。
ボクの甥っ子もパクパク食べたとLINEが届きました。
◾︎ コシヒカリ 白米、玄米
◾︎ ササニシキ 白米、玄米
◾︎ ツキノモチ 白米、玄米
25年間農薬・化学肥料を使わずに田んぼの味と日本の風景を守ってこられました。
コシヒカリはモッチリ、ササニシキはさっぱり、ツキノモチは「もち米」です。
玄米は1キロ800円(ツキミモチは900円)
白米は1キロ850円(ツキミモチは950円)
ご予約の単位は2キロ、3キロ、5キロ、10キロ
※ お米は横山秀男さんのお米もまだご予約出来ます。
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北産
(北海道厚岸郡浜中町)
◾︎ 浜中こんぶ 600円
のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。
規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。
現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。
その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。
浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ”
昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。
北産さんの昆布はその点でも安心です。
浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。
ダシだけでなく、食べられます。
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海の精
(東京都大島町、伊豆大島)
▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円
煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。
逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」
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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み
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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。
そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。
タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。
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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。
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山梨県、千葉県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。
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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします(日曜日は1日鮮度が落ちます)。
昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。
それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。
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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、良かったらお付き合いください。