3月25日(土)蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱
今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場にて販売させて頂きます。
毎週土曜日はこちらに居ます。
時 間 : 15時〜18時
場 所 : 練馬区田柄5-14-12
※車でのお越しもOKです。
とても広い路地裏です。
雑穀(パック詰め)以外はバラ売りです。
にんじん1本、クレソン5本もOK。
長芋など大きな野菜もカットいたします。
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(今日のメニューは下にスライド🌱)
ここでは ” よもやま話 ” と題して食にまつわる話をぜんぶで100話ほど、ほぼ毎週書いていきます。
過去分は ” 野菜のあれこれ ” コーナーに貼り付けています。
2年後に全体が完成するイメージです。
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言葉では伝わりにくい世界。
未来はアニメーション動画にする野心です😌
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よもやま話その7
大手タネメーカーのF1種
どうして ” かけ合わせる? ”
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F1種、読み方はエフワン
英語ではFirst Filial Generation
直訳すると、 ” 雑種の1代目 ”
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あえて雑種にしたものがF1種です。
” 良い感じの母親(固定種) ” のめしべに、 ” 良い感じの父親(固定種) ” の花粉をつけてあげると雑種のタネがとれます。
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雑種にする理由は4つ
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①時季はずれOK (夏に大根、冬にトマト)
②病気に強くする(作物ごとになりやすい病気あり)
③カタチがそろう(メンデルの法則)
④はやく育つ(雑種は強い)
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①時季はずれOK
同じ仲間の植物なら花粉をめしべにつけてあげれば雑種になります。
暑さが苦手な大根に、暑さに強い何かしらの植物の花粉をつけてあげれば特徴が混ざっていきます。
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②病気につよくする
これも①と同じ様なことです。
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③カタチがそろう
メンデルの法則というものがはたらいて、雑種にした1代目だけは同じカタチで畑一面に育ちます(もちろんバラツキはあるものの)。2代目は逆にバラけます。
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④はやく育つ
雑穀は強い。これを専門用語では雑種強勢(ざっしゅきょうせい)と呼びます。
同じ仲間なら掛け合わせられますが、その縁が遠いほど雑種の強さが現れるとされています。
日本のほうれん草に西洋のほうれん草を掛け合わせたりetc.
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こうした理由で大手タネメーカーは「かけ合わせる」のです。
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では、今日も埼玉県飯能市・日高市の採れたての伝統野菜(固定種 / 在来種)をもらって来ます。
山梨県、千葉県からも直送野菜が届きます。
すべて農薬は使っていません。
タネも8割〜9割は固定種や在来種です。
では後ほど。
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今日のメニュー🌱
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横山秀男さん
(埼玉県日高市女影、高麗)
75歳でも目に「あきらめない」を感じます。
ギラギラというよりは好奇心。
月田商店3日目で出会い、こころファームさん、のっぽファームさんをご紹介くださいました。
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メニューは予想ですが、、
▪︎ 菜の花(在来種)
▪︎ からしな(固定種または在来種)
▪︎ のらぼう菜(固定種または在来種)
▪︎ 茎にんにく(栄養繁殖)あれば
▪︎ パクチー(在来種)
▪︎ 日本ほうれん草(固定種)
▪︎ わんぱく人参(在来種)
▪︎ ヤーコン(在来種)掘れれば、、
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雨でスコップを使った収穫がむずかしいかもしれません→ヤーコンが採れるかどうか、、など。
ゆとりがあれば横山さんの確定メニューを午後にLINE致します。
※ 3種米は今季終了いたしました。うるち米(玄米)はまだありますのでいつでもご予約ください🌱
▪︎ 大豆(青山在来)
▪︎ うるち米(農林48号)要予約
この2つ、オススメです。
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こころファーム
(埼玉県日高市田木 横田浩行さん)
父親の代は農薬を使っていました。
引き継ぐにあたって農薬をつかわない道をえらびました。
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▪︎ 黒田五寸にんじん(固定種)
味が濃いめの人参です。
▪︎ 三浦大根(固定種)少量入荷
F1種の三浦大根ではなく、固定種の三浦大根です。今ではほとんど見かけることがなくなった希少種です。
▪︎ 切干し大根(三浦大根)少量入荷
味がしっかり濃いめ、人気。
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のっぽファーム
(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)
ご夫婦そろって「未来」を考えています。
自然なもの、自然なこと、その生き方をつらぬいている印象です。
雑穀類もオススメです。
はじめはご飯3合を炊くときに大さじ2杯まぜてみてください。
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メニュー
▪︎ 色々な菜の花(品種未定)
採れたての菜の花は柔らかく、サラダでも良いくらいです。さっと炒め、お浸し、お味噌汁、菜飯など。
▪︎ 菊芋(きくいも)キンピラがオススメ
皮ごと厚めにスライスして油で炒めて醤油でOKです。
▪︎ 里芋の親芋
普段みなさまが食べているのは子芋です。
親芋にポコポコついている子芋です。元の親芋は知る人ぞ知る美味しいところ。 ” ホッコリ食感 ” が期待できます。何個かもらって来ます。
【雑穀類】
▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円
埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。
それを毎年自家採種※ しています。
※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。
◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円
白米1合に対して大さじ1杯イメージ。
乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。
◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円
古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)
▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円
今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。
一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。
▪︎ 粟 (あわ)800円
畑のチーズとも呼ばれる雑穀です。鉄分が多く含まれています。乳の出を良くするとも言われており、産後の回復期にもお勧めの雑穀です。大きめのボウルに入れ水でかき混ぜながら浮くゴミを流すことを数回繰り返し、金属製の粉ふるいなど目の細かいザル(または布巾を敷いたザル)で水切りしてからお使いください。炊いたもちあわに軽く塩味をつけ刻んだレーズンやクルミ、干し柿などを加えて丸めればかわいい和菓子が出来上がります。きな粉をかけて召し上がれ♪もちきびと同様にもお使いいただけます (のっぽファームさんのホームページから抜粋)
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オルト・グラッツィア
(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)
埼玉県に着くと最初に行くのがここです。
「まぁまぁお茶でも♪」やさしいのですよね、
2人とも。
今日も何かしら話が弾むでしょう。
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▪︎ 白菜の菜の花(固定種)
▪︎ のらぼう菜(固定種)炒め物のイメージ
見た目は他の菜の花たちと似ていますが、食味はキャベツに近いように感じます。油炒めが合うと思います。
▪︎ レタス(固定種※ 世間も固定種のはず)
▪︎ ルッコラ(固定種)
▪︎ クレソン(固定種)
▪︎ 紫からし菜(固定種、品種 : ディアス)サラダ
辛味はほとんどありません。
旨味があります。
▪︎ わさび菜(固定種)辛いです。サラダに混ぜて♪
▪︎ ちぢみ菜(固定種)こまつなの様な使い方
▪︎ スティックブロッコリー(F1種または固定種)
▪︎ 子持ち高菜(固定種)
中心は天ぷらに(あるいはステーキ?)、葉っぱは漬け物や油炒めに。
▪︎ みやまコカブ(固定種)サラダ、炒め、煮物
▪︎ こまつな(固定種)
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ベジガーデン佑喜 天野雅光さん
(山梨県都留市つる)
先日の電話ではゲノム編集の話になりました。これからの食の世界の ” あぶない ” と ” だいじょうぶ ” を話していると時間がつきません。
4月9日の「海を伝える会」にご参加くださるかもしれません(未定)
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▪︎ 黒田五寸にんじん (固定種または自家採種)
▪︎ 水掛菜の花芽(自家採種)
水掛菜のてっぺんに育った花芽を摘んでいただきました。ここが柔らかいのです。炒め物、お味噌汁、スープ、お浸しなど。今週で時季終了。
▪︎ 日本ほうれん草(固定種)
茶色く枯れた葉先ごと食べられます。
もう時期は終わりですので甘みは少なくなっていると思いますが、はじめて食べた方からは夜に「美味しい。今までに食べたほうれん草と違う!」夜にLINEが届きました♪
こうしたとき、嬉しくなります。
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島村農園さん
(千葉県成田市三里塚)
島村農園さんはF1種を中心に育てています。
” 収穫時季が前後にのびた ” ことで生計をたてやすくなったと、以前語っていました。
月田商店は固定種 / 在来種が中心ですが、F1種を否定しません。
F1種には ” だいじょうぶ ” と ” びみょう ” があります。そのあたり、よもやま話でつらつらと書いています。
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▪︎ すずほっくり(ホクホク系サツマイモ)
▪︎ 紅はるか(ネットリ系サツマイモ)
▪︎ キャベツ(F1種)
▪︎ ブロッコリー(F1種)
▪︎ 長ネギ(F1種)
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小塙 勝さん
(茨城県小美玉市)
▪︎ れんこん(品種 : かなすみ8号)100㌘100円計算
昨年は病気にやられて2月末くらいで終わっていた記憶。今年は無事に4月末くらいまでありそうとのこと。
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どんぐり牧場さん
(山梨県笛吹市一宮)
◾︎ ときめき卵 1個60円
平飼い、遺伝子組み換え不使用
やさしい味わいで、生食でも臭みがありません。
事情があり、入荷が少ない状況が年内いっぱい続きます。。
※ 4月から1個70円に値上げさせて頂きます。やはりエサが高いとのこと。。
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有機農園 ねぎぼうず
(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)
※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)
25年ほど前にこの地で始めたときは田んぼを1枚かりることすら難しかったそうです。
25年経った今では逆に周りから声をかけられて田んぼが広がっています。
広い田んぼをこなすには機械を使いますが、今でも一部の田んぼでは天日干しをします。
その理由は「小さな農業がたのしいから」だとおっしゃいます。
機械がぜんぶやってくれる今の時代に農家になる人は可哀想(←この表現を使ったかどうか🤔)。色々なことを自分でやるのが楽しい♪とおっしゃいます。
◾︎ コシヒカリ 白米、玄米
◾︎ ササニシキ 白米、玄米
◾︎ ツキノモチ 白米、玄米
コシヒカリはモッチリ、ササニシキはさっぱり、ツキノモチは「もち米」です。
玄米は1キロ800円(ツキミモチは900円)
白米は1キロ850円(ツキミモチは950円)
ご予約の単位は2キロ、3キロ、5キロ、10キロ
毎週水曜日の夜までにLINEをください🌱
※ お米は横山秀男さんのお米もまだご予約出来ます。
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北産
(北海道厚岸郡浜中町)
◾︎ 浜中こんぶ 600円
のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。
規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。
現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。
その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。
浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ”
昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。
北産さんの昆布はその点でも安心です。
浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。
ダシだけでなく、食べられます。
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海の精
(東京都大島町、伊豆大島)
▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円
煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。
逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」
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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み
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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。
そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。
タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。
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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。
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山梨県、千葉県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。
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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。
昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。
それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。
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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して ” ひとつの文化 ” を光が丘に創りたいと考えていますので、良かったらお付き合いください。