4月16日(日)上町にて販売 今日のメニューはこちら🌱

今日もいつもの場所にお邪魔させて頂きます。

時 間 : 10時30分〜12時

場 所 : 世田谷区世田谷区2-14-7

野菜はすべてバラ売りです。

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ここではほぼ毎週 ” よもやま話 ” と題して食にまつわる話を書いています。

(今日の販売メニューはもっと下にスライドして見てください🌱)

よもやま話の過去分は ” 野菜のあれこれ ” コーナーに貼り付けてあります(トップ画面の下の方)

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タネや土、微生物や遺伝子の話。

言葉では伝わりにくい世界。

未来は文字ではなくアニメーション動画にする野心ですので楽しみにお待ちください🌱

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今週のよもやま話 その10

固定種とF1種をカタチでくらべる

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注意)固定種と在来種は細かく言うと違うのですが、ここでは同じものとして ” 固定種 ” と書いています。

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固定種とF1種をいろいろな角度からくらべてみましょう。

今回は ” カタチ ” でくらべてみます。

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固定種はカタチがバラバラに育ちます。

同じ家族でも背格好がちがうのと同じです。

たとえば人参なら大きなものから小さなものまで、また様々に曲がっていたり途中で枝分かれしていたり、

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「規格外」という言葉はF1種の言葉で、固定種の世界にはそもそも規格がありません。

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一方、F1種はカタチがそろって育ちます。

(2つの野菜をかけ合わせると1代目だけカタチがそろう→メンデルの法則)

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ボクたち人間の世界なら「ハーフ」

聞いた話では ” 金髪の親 ” と ” 黒髪の親 ” が結婚するとその子供たちはみんな ” 黒髪 ” になるそうです(皆様の周りを見てどうでしょうか?)→孫の代では黒髪と金髪がバラけていく。

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これが野菜の場合、たとえば人参なら綺麗な二等辺三角形に。

もちろんまったく同じではなくある程度そろうという意味です。

ある程度そろうために、「規格」にあてはめられます。

人参ならS、M、L、LLと箱に書いて農協→市場→仲卸→スーパー / 八百屋 へ流れていきます。

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固定種 / 在来種しかなかった昔の八百屋はみんな店頭で量り売りだったとか。

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戦後、F1種が出てきたことで売り場が変わりました。箱で積み上げて、「1本いくら」とポップに書けるようになり、人参なら3本で1袋にして「1パックいくら」と書けるようになりました。

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次回以降は

▪︎ 固定種とF1種をスピードでくらべる

▪︎ 固定種とF1種を収穫でくらべる

▪︎ 固定種とF1種を流通でくらべる

を書いていきます。

固定種の ” 味 ” ににいてはよもやま話その8に書いてあります→野菜のあれこれコーナーに過去分を貼り付けてあります🌱

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では、今日も埼玉県飯能市・日高市の採れたての伝統野菜(固定種 / 在来種)をもらって来ます。

山梨県、千葉県、岐阜県からも直送野菜が届きます。

すべて農薬は使っていません。

タネも8割〜9割は固定種や在来種です。

では後ほど。

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今日のメニュー🌱

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横山秀男さん

(埼玉県日高市女影、高麗) 

昨日も雨の中収穫して頂きました。

横山さんの畑は畑一面を草が覆っています。さまざまな植物の根っこが絨毯になり雨の日でもぬからずに歩いて畑に入れるのです。

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▪︎ 野萱草(のこんぞう)天然物

 ネギの仲間、酢味噌和えなどに

▪︎ パクチー(在来種)

 太い茎も柔らかい、茎に甘さあり

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※ 3種米は今季終了いたしました。うるち米(玄米)はまだありますのでいつでもご予約ください🌱

▪︎ 大豆(青山在来)

▪︎ うるち米(農林48号)要予約

この2つ、オススメです。

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こころファーム

(埼玉県日高市田木 横田浩行さん)

おだやかな人柄で声も優しい。

システム系に詳しいため理論の話になるとお互いに好奇心です。

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▪︎ 深谷西田ねぎ(固定種)

 昨年の春にタネをまいて本来なら冬に収穫のイメージでしたが育ちが遅くまる1年かかりました。時季的に少し硬めの様です。

▪︎ 切干し大根(三浦大根)少量入荷

 味がしっかり濃いめ、人気。

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のっぽファーム

(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)

野菜と雑穀を育てています。

なるべく機械を使わず自然体で暮らす北村家は昔の姿であり未来の姿でもあるような。

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▪︎ のらぼう菜(在来種)

 味わいがある菜の花です。 おひたしに限らず、お味噌汁、炒め物なども。生のままサラダに混ぜてもOK。

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【雑穀類】

▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円

 埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。

それを毎年自家採種※ しています。

※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。

◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円

 白米1合に対して大さじ1杯イメージ。

 乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。

◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円

 古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円

 今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。

 一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。

▪︎ 粟 (あわ)800円

 畑のチーズとも呼ばれる雑穀です。鉄分が多く含まれています。乳の出を良くするとも言われており、産後の回復期にもお勧めの雑穀です。大きめのボウルに入れ水でかき混ぜながら浮くゴミを流すことを数回繰り返し、金属製の粉ふるいなど目の細かいザル(または布巾を敷いたザル)で水切りしてからお使いください。炊いたもちあわに軽く塩味をつけ刻んだレーズンやクルミ、干し柿などを加えて丸めればかわいい和菓子が出来上がります。きな粉をかけて召し上がれ♪もちきびと同様にもお使いいただけます (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

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オルト・グラッツィア

(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)

しばらく出荷がお休みです。

5月半ば頃まで。

トマト、そら豆などがうまく育ちます様に😌

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ベジガーデン佑喜

(山梨県都留市つる 天野雅光さん)

今週は出荷がお休みです。

黒田五寸人参が終わり?のらぼう菜も花が咲いて固くなってしまった様です。

春の野菜が出てくるのを待ちましょう。

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島村農園

(千葉県成田市三里塚)

むかしは森だった場所を戦時中にみんなで木を切って、抜いて、機械もほとんど無い時代にそれをして畑にした場所。

以来農薬をつかわずに3代目です。

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▪︎ ナバナ

▪︎ 小松菜(F1種)

▪︎ にんじん(F1種)

▪︎ 紅はるか(ネットリ系)

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野村農園

(岐阜県高山市金桶 野村美也子さんご夫妻)

▪︎ サラダ野菜セット 350〜400円前後

 その時季畑にある「生で食べられる」野菜を摘み集めてくださいます。

 今回はやわらかな白菜、レタス、菜の花、ラディッシュあたりが届く予定です。

▪︎ 菜の花

  おひたしに限らず、炒め物でも。

月田商店は生で食べられるものは試食OKです。毎週色々な菜の花を食べているとその味の違いが楽しめます。

▪︎ ハーブティー(生)セット

 野村農園さんの畑にはハーブがたくさん。その中でオススメの数種類を季節に合わせて束にして送ってくださいます。虫がいることもありますのでボウルに水を溜めて一度沈めてみて、かるく揺らしたりしてからお使いください。

 

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小塙 勝さん

(茨城県小美玉市)

▪︎ れんこん(品種 : かなすみ8号)100㌘100円計算

 そろそろ終盤です。冬の甘さとは違う味わいに変化してきているはずです。

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瀬戸農場

(群馬県沼田市 瀬戸哲夫さん)

生命卵 1個70円

平飼いの鶏舎には稲藁(いなわら)が敷き詰められています。そこにヨモギなどを黒糖漬けで発酵させた液を混ぜることで微生物がたくさんいる環境になります。鶏の糞が自然に分解されて鶏舎が匂わず、除菌ではなく「微生物を増やす」ことによって元気な鶏舎にしています。

エサも遺伝子組み換え不使用、さらに30種類を自家配合とのこと。

何も隠さない、全部オープン。

「皆さんで是非見学に来てください♪」

とおっしゃってくださいました。

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)

25年ほど前にこの地で始めたときは田んぼを1枚かりることすら難しかったそうです。

25年経った今では逆に周りから声をかけられて田んぼが広がっています。

広い田んぼをこなすには機械を使いますが、今でも一部の田んぼでは天日干しをします。

その理由は「小さな農業がたのしいから」だとおっしゃいます。

機械がぜんぶやってくれる今の時代に農家になる人は可哀想(←この表現を使ったかどうか🤔)。色々なことを自分でやるのが楽しい♪とおっしゃいます。

◾︎ コシヒカリ  今季終了になりました🙇‍♂️

◾︎ ササニシキ  白米、玄米

◾︎ ツキノモチ  白米、玄米

コシヒカリが今季終了になりました。

思っていたよりずっと早くに売り切れ、、残念ですがササニシキはまだあるとのこと。

月田商店では実はササニシキが人気です。

「さっと口に入る食感とほのかな甘味」

またアトピーのお子様には身体にやさしいと言われています。

また、もち米の「ツキノモチ」もまだあります。

▪︎ ササニシキ

玄米 1キロ800円計算

白米 1キロ850円計算

▪︎ ツキノモチ

玄米 1キロ900円計算

白米    1キロ950円計算

ご予約の単位は2キロ、3キロ、5キロ、10キロ

毎週水曜日の夜までにLINEをください🌱

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北産

(北海道厚岸郡浜中町)

◾︎ 浜中こんぶ 600円

 のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。

規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。

現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。

その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。

浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ” 

昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。

北産さんの昆布はその点でも安心です。

浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。

ダシだけでなく、食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円

 煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取っています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします(日曜日は1日鮮度が落ちます)。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、良かったらお付き合いください。