5月20日(土)蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場にて販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

※車でのお越しもOKです。

 とても広い路地裏です。

雑穀(パック)以外はバラ売りです。

葉物はだいたいのものを100㌘150円で計算しています。

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メニューの前菜として、ここではほぼ毎週 ” 食のそもそも話 ” を書いています(これまでの分は野菜のあれこれコーナーに貼り付けてあります)。

※ 今日の販売メニューは下にスライドしてください🌾

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食のそもそも話その15

タネってそもそも何でしょう?前編

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その1〜14でタネには大きく2種類あることをお伝えしてきました。

▪︎ F1種  → 現在主流、コスパが良い

▪︎ 固定種 → 絶滅危惧種、美味い (特徴濃いめ)

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どちらも自然のタネです。

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F1種は雑種です。

いくつかの野菜を掛け合わせています(掛け合わせる理由は食のそもそも話その7をご参照ください)。

例)小松菜 × チンゲンサイ→F1種の小松菜

「メンデルの法則(150年前に発見)」を人間が農業に活用したものです。

もう一つ「雄性不稔※ →花粉ができない(1940年頃発見)」を活用しています。

※ 雄性不稔の賛否は食のそもそも話その3〜6をご参照ください。

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固定種は純血種です。

その野菜からその野菜のタネをとっています。

例)後関晩生こまつな→後関晩生こまつな

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今回はタネってそもそも何でしょう?

を書いてみます。

何回かに分かれそうです。

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タネがどうやって出来るのか?

胡瓜を例にとって考えてみます。

花が咲いて、花粉がついて、花の付け根に小さな小さな胡瓜ができて、少し大きな胡瓜になります。

ボクたちが普段食べているのがこの段階の胡瓜です。

ですが、これは実は中学生か高校生くらいの胡瓜です。

胡瓜には柔らかいけれどタネがありますね。

これはタネとしてはまだまだ未熟で、タネと言って良いかどうか、そのくらいのタネの素です。

普段意識しないで食べています。

胡瓜を収穫して(ツルから切り離して)しまうと胡瓜としての生命は途絶えます。

そこから先、収穫しないでさらに育てていきます。

大学生、社会人を経て、緑色の胡瓜は大きく大きくなっていきます。

あなたのヒジから指先くらいの大きさになる頃、色は黄色くなります。(黄色い瓜→黄瓜→胡瓜)

黄色い肌の部分部分は腐りだし、胡瓜は命をまっとうします。

そして、ここまで来たとき、中の ” タネの素 ” が ” タネ ” になります。

命がつながるのですね。

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このタネをとっておいて次の季節に畑にまく。

昔の農家さんはみんなそうしていました。

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次回、タネってそもそも何でしょう?後編では、タネの正体を考えてみます。

その後に、タネには記憶がある、タネは環境をえらぶ、といった話を書いて行きますね😌

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では、今日も埼玉県飯能市・日高市の採れたての伝統野菜(固定種 / 在来種)をもらって来ます。

山梨県、千葉県、岐阜県からも直送野菜が届きます。

すべて農薬は使っていません。

タネも8割〜9割は固定種や在来種です。

では後ほど。

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今日の販売メニュー🌱

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野村農園

(岐阜県高山市金桶 野村美也子さんご夫妻)

【ハナアブとパセリを救って欲しい!続】

野村農園さんの畑にはまだまだパセリがあります。

「ハナアブ」の幼虫が居たことで納め先レストランから大量にキャンセルが出たとのこと。

皆様に色々なカタチで食べて頂けると助かります。

 ハナアブの幼虫は見た目で嫌がられてしまい一般の畑(日本99.5%)では農薬で駆除してしまいます。

 しかし無農薬(0.5%)の世界ではハナアブは貴重です。その幼虫はアブラムシを食べてくれて、成虫になればミツバチのように受粉を手伝ってくれます。つまりボクたちとの共生関係にあります。

 自然にゆっくり育った美味しいパセリです。これを機にパセリを暮らしにたくさん取り入れてくだされば嬉しいです🙇‍♂️

 しかも美味しい!

▪︎ パセリ【今日も主役にしたい!】

 野村農園さんのパセリは味わいが優しいと思います。また太い茎も柔らかいので全部食べられます(甘みも隠れています)。刻んでおむすびに混ぜたり、サラダに混ぜたり、チャーハンにしたり、鶏肉炒めに絡めたり、玉子焼きに混ぜたり、お好み焼きに混ぜたり、パセリペーストにしたり、ジュースにしたりetc.

 価格は届いたものを量ってみてから決めさせてください🙇‍♂️

▪︎ サラダ野菜セット 350〜400円前後

 その時季畑にある「生で食べられる」野菜を摘み集めてくださいます。

 【裏技】

 実は加熱しても美味しいとのこと。レタスごと炒めたり、さっと茹でたり、スープにしたり。加熱することで味わいが変わり、また一興とのこと👀

▪︎ やさしいニンニク(葉っぱも食べる)

 薬味といよりは、丸ごと、茎ごと、葉っぱごと、ザクザク切って炒め物やスープの具に🌱

▪︎ ハーブティーセット ハーフサイズ束380円

 アップルミントやフェンネルなど、時季のハーブの積み集めです。とても上品なティータイムをお約束致します。

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横山秀男さん

(埼玉県日高市女影、高麗) 

月田商店を立ち上げて、初日に野村農園さんと出会い、さらに3日目に出会ったのが横山秀男さんです。

横山さんが、こころファームさん、のっぽファームさんをご紹介くださり、さらにのっぽファームさんがオルト・グラッツィアさん(坂本さんご夫妻)をご紹介くださり、、

立ち上げ1週間の出会いで月田商店の世界が決まりました。

横山秀男さんは野菜の本質を教えてくださいます。

メニューは予想です。

実際には畑の育ち具合によります。

▪︎ スナップえんどう

▪︎ ニラ(在来種)

▪︎ こまつな

▪︎ チンゲンサイ

▪︎ みずな

▪︎ 玄米(農林48号)1キロ800円

▪︎ 大豆(青山在来)100㌘150円

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こころファーム

(埼玉県日高市田木 横田浩行さん)

次の野菜が育つまで今しばらく出荷お休みです。

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のっぽファーム

(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)

はじめてお会いしたときの ” ピュア ” が忘れられません。

胡瓜のツルに指をあてて5分待ってて♪

そうすると巻いてくるのですね。

時間がゆっくり流れているのを感じました。

ちびちゃんが2人、この子たちが大きくなっていくのを一緒に見届けたいです。

今日は飯能市は雨。

先週よりメニューが少なくなります。

▪︎ 小松菜(固定種または在来種)

▪︎ ビタミン菜(自家採種)

▪︎ 金町かぶ

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【雑穀類】

▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円

 埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。

それを毎年自家採種※ しています。

※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。

◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円

 白米1合に対して大さじ1杯イメージ。

 乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。

◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円

 古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円

 今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。

 一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。

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オルト・グラッツィア

(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)

にこやかなお二人です。

音楽が好きで、好奇心も旺盛。

実はもうひとつの畑はみんなが楽しめる場所になっています。

いつか、光が丘の皆様とツアーで行きたいです。

畑で採れたての野菜をその場で調理して食べましょう♪

メニューは予定です。

ピーマンやナスはまだ少量かと思います。

▪︎ そらまめ(固定種)

 まだ少量かと思います。

▪︎ グリーンピース(固定種)

▪︎ ピーマン(F1種)

▪︎ ナス(F1種 品種 : 千両二号)

▪︎ トマト(固定種、F1種も?)

▪︎ ケール(固定種)スープや炒め物で。

 スープに入れると深緑で色も映えます。生では硬めの筋も柔らかくなりました。このケールは苦味が少なくとても食べやすい野菜だと思いました。もちろんジュースでも🌱

▪︎ カーボロネロ(固定種)

 キャベツの祖先です。炒め物やスープに。

▪︎ ネギ(F1種 品種 : ホワイトスター)

▪︎ にんにく(少量入荷)

▪︎ 小麦粉(全粒粉 品種 : きたほなみ)

 坂本さんの畑で育てた小麦を製粉しました。どうしても栄養価を考えて全粒粉にしていただきました。種子も無消毒です。パン、クッキー、お好み焼きetc. 500㌘袋800円

 

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ベジガーデン佑喜

(山梨県都留市つる 天野雅光さん)

本日は天野さんの諸事情によりお休みさせて頂きます。

また来週から宜しくお願い致します🌱

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島村農園

(千葉県成田市三里塚)

ボクが修行していたグルッペ時代からお世話になっている農家さんです。

お付き合いは10年以上になります。

月田商店を立ち上げる際、島村さんしか頼れる農家さんが居ませんでした。

 (ちなみに、グルッペのオーナーは契約農家さんをみんな紹介するよ♪とおっしゃってくださいました。ボクの方で少し気兼ねを😅)

▪︎ そらまめ(固定種)

▪︎ ラディッシュ(F1種)

▪︎ ラディッシュ(F1種)

▪︎ 玉ねぎ(F1種)

▪︎ 赤たまねぎ(F1種)

▪︎ キャベツ(F1種)

▪︎ にんじん(F1種)

▪︎ 大根(F1種)

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熊本県 水の子会さんより

▪︎ 新たまねぎ(F1種)100㌘60円計算

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瀬戸農場

(群馬県沼田市 瀬戸哲夫さん)

▪︎ 生命卵 1個70円

平飼い

遺伝子組み換え不使用

その他、こだわりがたくさん🌱

平飼いの鶏舎には稲藁(いなわら)が敷き詰められています。

そこにヨモギなどを黒糖漬けで発酵させた液を混ぜることで微生物がたくさんいる環境になります。

鶏の糞が自然に分解されて鶏舎が匂わず、除菌ではなく「微生物を増やす」ことによって元気な鶏舎にしています。

エサも遺伝子組み換え不使用、さらに30種類を自家配合。

何も隠さない、全部オープン。

「皆さんで是非見学に来てください♪」

とおっしゃっています😌

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)

25年ほど前にこの地で始めたときは田んぼを1枚かりることすら難しかったそうです。

25年経った今では逆に周りから声をかけられて田んぼが広がっています。

広い田んぼをこなすには機械を使いますが、今でも一部の田んぼでは天日干しをします。

その理由は「小さな農業がたのしいから」だとおっしゃいます。

機械がぜんぶやってくれる今の時代に農家になる人は可哀想(←この表現を使ったかどうか🤔)。色々なことを自分でやるのが楽しい♪とおっしゃいます。

◾︎ ササニシキ(玄米)

2キロ1600円

3キロ2400円

5キロ4000円

10キロ8000円

▪︎ ササニシキ(白米)

2キロ1700円

3キロ2550円

5キロ4250円

10キロ8500円

毎週水曜日の夜までにLINEをください🌱

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北産

(北海道厚岸郡浜中町)

◾︎ 浜中こんぶ 600円

 のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。

規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。

現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。

その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。

浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ” 

昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。

北産さんの昆布はその点でも安心です。

浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。

ダシだけでなく、食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円

 煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

▪︎ 昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

▪︎ すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

▪︎ すべて農薬を使っていません。

▪︎ 農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して ” ひとつの文化 ” を光が丘に創りたいと考えていますので、良かったらお付き合いください。