5月27日(土)蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場にて販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

※車でのお越しもOKです。

 とても広い路地裏です。

雑穀(パック)以外はバラ売りです。

葉物はだいたいのものを100㌘150円で計算しています。

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メニューの前菜として、ここではほぼ毎週 ” 食のそもそも話 ” を書いています(これまでの分は野菜のあれこれコーナーに貼り付けてあります)。

※ 今日の販売メニューは下にスライドしてください🌾

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食のそもそも話その16

タネってそもそも何でしょう?

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今回はタネの正体を考えてみます。

タネが何からできているか、

ー赤ちゃん(胚)

ー栄養(胚乳)

ー守り神(そとのカラ)

命そのものの ” 胚(はい) ” と、母乳になる ” 胚乳(はいにゅう) ” それが固いカラに包まれています。

注意)ここで、赤色や黄色や青色のタネを想像した方もいらっしゃるかもしれません。

あれはタネのカラにコーティング(農薬や化学肥料)をしたものです。

その中に、タネがあります。

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カラのことを ” 守り神 ” と書きましたが、良い表現が見つかりませんでした。

産着(うぶぎ)では意味が弱いのです。

母がカタチを変えた姿とでも言いましょうか。

タネのカラはとても大きな役割をしていると思います。

※ 守り神の説明は次回、食のそもそも話17で書かせて頂く予定です。

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タネは動けません。

そこで2つの工夫を手に入れました。

ー運んでもらう

ー土地をおぼえる

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運んでもらう

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タネには足がありませんし、親である母親も動けません。

そこで色々なものに運んでもらうことで世界を広げようとしています。

ー風に乗って(タンポポ)

ー水に流れて(ヤナギ、マングローブ)

ー動物に運ばれて(いろいろなタネ)

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どんぐりはリスやネズミに、多くの木の実はヒヨドリのクチバシにちょうど良いサイズになっているのだとか。

柿は猿が食べてくれますね。

ゴーヤは苦いのに完熟するとタネの周りには甘いゼリーが出来ます。

食べてもらって、移動して、ときには糞と一緒に他の地に移り住んでいきます。

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土地をおぼえる

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土地に合わせて進化する。

これはボクたち人間も、ほかの動物も、土地に合わせて変わってきた点では同じです。

ですが、植物のタネには足がありません。

ー根付いた場所で生きていくしかない

このことが大きなチカラになるのです。

ー馴染むチカラ

親から子へ、植物はその土地の気候風土を遺伝子レベルでタネ(こども)に伝えます。

湿気、乾燥、風の強さ、太陽の長さetc.いろいろなことをタネに、そのタネが親になったらまた次の代に。

こうして何年も何年もつないでいって、土地勘を手に入れていきます。

今日は時間が無くなってしまいました。

タネの話はもう何回かに分けて書いていきます。

食のそもそも話はシリーズで100話ほどのイメージです。

ほぼ毎週1話ずつ2年ほどかけて書いていきます。

過去分は ” 野菜のあれこれ ” コーナーに貼り付けていきますし、文章は気づくたびに直して読みやすく工夫しつづけます。

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では、今日も埼玉県飯能市・日高市の採れたての伝統野菜(固定種 / 在来種)をもらって来ます。

山梨県、千葉県、岐阜県からも直送野菜が届きます。

すべて農薬は使っていません。

タネも8割〜9割は固定種や在来種です。

では後ほど。

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今日の販売メニュー🌱

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横山秀男さん

(埼玉県日高市女影、高麗) 

 今年は新しいチャレンジを挟みながらハードに動いています。昨日、おとといと、なかなか連絡がとれずメニューは予想です。

(メニュー、予想です🙇‍♂️)

▪︎ アシタバ(固定種)

▪︎ スナップえんどう(固定種)

▪︎ ニラ(在来種)

▪︎ チンゲンサイ(固定種)

▪︎ みずな(固定種)

▪︎ かぶ(品種確認中)

▪︎ 玄米(農林48号)1キロ800円

▪︎ 大豆(青山在来)100㌘150円

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こころファーム

(埼玉県日高市田木 横田浩行さん)

次の野菜が育つまでもう少しの間出荷お休みです。

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のっぽファーム

(埼玉県飯能市川﨑 農家 : 北村さんご夫妻)

野菜と雑穀(美味しい)を育てています。

作れるものは自分たちで作る。

野菜のタネも、こどもたちの遊び場も。

農業もなるべく機械を使わない、昔ながらの手仕事にどんどん戻しています。

▪︎ レタス類

▪︎ 金町かぶ

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【雑穀類】

▪︎ 黒豆(自家採種3年〜4年)600円

 埼玉県小川町の風の丘ファームさんから譲り受けた黒大豆です(品種は不明?)。

それを毎年自家採種※ しています。

※ 自家採種・・・自分でタネ(この場合は大豆そのもの)を摂って翌年まくこと。

◾︎ 五穀ごはんの素(5種、自家採種) 600円

 白米1合に対して大さじ1杯イメージ。

 乾燥した雑穀を砕いてありますので水が浸透しやすく、白米と同じ時間で炊けます。

◾︎ 赤米(古代米、自家採種) 600円

 古代赤米「神丹穂 (かんにほ)」。ご飯に少し混ぜて炊くだけで、ほのかにピンクに色づきます♪また風味も良く、もち米系なので、プチっとした噛み応えと、モチっとした食感をお楽しみいただけます!お赤飯よりも手軽に晴れの日の食卓を彩られてみてはいかがでしょう。ちょっとした手土産にも喜んでいただけると思います!リピーターの多いお米です(^_-)-☆籾の中身はレンガ色をしています。 (のっぽファームさんのホームページから抜粋)

▪︎ 紫裸もち麦(自家採種)600円

 今は種を購入できなくなってしまった希少な品種のもち麦です。紫の穂が美しい大麦の仲間です。もちもちプチプチした食感。

 一晩水に浸けて(2倍にふくらみます)、お米と一緒に炊いたり、水からコトコト、スープの具にしてもOK。茹でてサラダにトッピングしても良いです(北村真澄さんより)。

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オルト・グラッツィア

(埼玉県飯能市小久保、農家 : 坂本さんご夫妻)

▪︎ おかわかめ(在来種)

▪︎ そらまめ(固定種)

▪︎ ズッキーニ(固定種)少量入荷

▪︎ きゅうり(固定種)少量入荷

▪︎ ケール(固定種)【スープに茎ごと、柔らかい】

 スープに入れると深緑で色も映えます。生では硬めの筋も柔らかくなりました。このケールは苦味が少なくとても食べやすい野菜だと思いました。もちろんジュースでも🌱

▪︎ カーボロネロ(固定種)

 キャベツの祖先です。炒め物やスープに。

▪︎ ネギ(F1種 品種 : ホワイトスター)

▪︎ にんにく(少量入荷)

▪︎ バジル(固定種)

▪︎ ミント(固定種)

▪︎ オレガノ(固定種)

▪︎ 小麦粉(全粒粉 品種 : きたほなみ)

 坂本さんの畑で育てた小麦を製粉しました。栄養価を考えて全粒粉にしていただきました。種子も無消毒です。パン、クッキー、野菜お好み焼きetc. 500㌘袋800円

 

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ベジガーデン佑喜

(山梨県都留市つる 天野雅光さん)

50歳までは商社マンとしてバリバリ!

その時は農家に転身するとは思っていなかったそうです。

今では ” 食を守る ” 大事な方です。

▪︎ にんにくの芽(在来種)

 ザクザク切って、炒めましょう!

▪︎ スナップエンドウ(固定種)

▪︎ 絹さやエンドウ(固定種)

▪︎ 京みずな(固定種)

▪︎ サニーレタス(固定種)

▪︎ ルッコラ(固定種)

▪︎ ラディッシュ (品種 赤丸二十日大根)

▪︎ チンゲン菜(固定種)

▪︎ 丸葉小松菜(固定種)

▪︎ ほうれん草(F1種 品種 : トライ)

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島村農園

(千葉県成田市三里塚)

▪︎ そらまめ(固定種)

▪︎ キャベツ(F1種)

▪︎ 玉ねぎ(F1種)

新玉ねぎとヒネ玉ねぎの中間使い

ーサラダは少し辛めのイメージ

ー炒め物やカレーにオススメ

▪︎ 赤たまねぎ(F1種)

▪︎ にんじん(F1種)

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野村農園

(岐阜県高山市金桶 野村美也子さんご夫妻)

【ハナアブとパセリを救って欲しい!続】

野村農園さんの畑にはまだまだパセリがあります。

「ハナアブ」の幼虫が居たことで納め先レストランから大量にキャンセルが出たとのこと。

皆様に色々なカタチで食べて頂けると助かります。

 ハナアブの幼虫は見た目で嫌がられてしまい一般の畑(日本99.5%)では農薬で駆除してしまいます。

 しかし無農薬(0.5%)の世界ではハナアブは貴重です。その幼虫はアブラムシを食べてくれて、成虫になればミツバチのように受粉を手伝ってくれます。つまりボクたちとの共生関係にあります。

 自然にゆっくり育った美味しいパセリです。これを機にパセリを暮らしにたくさん取り入れてくだされば嬉しいです🙇‍♂️

 しかも美味しい!

▪︎ パセリ【食べる文化をつくりたい】

 野村農園さんのパセリは味わいが優しいと思います。また太い茎も柔らかいので全部食べられます(甘みも隠れています)。

ーサラダに混ぜる

ー生で刻んでおにぎりに混ぜる

ー鶏肉炒めに混ぜる

ー玉子焼きに混ぜる

ー牛肉とパセリで餃子に (白菜より水が出ない)

ーお好み焼きに混ぜたり

ーパセリペーストにしたり

ージュースにしたり

▪︎ サラダ野菜セット 350〜400円前後

 その時季畑にある「生で食べられる」野菜を摘み集めてくださいます。

ー基本、全部生で食べられます

ー炒めて食べるのもアリです

ースープの具にする方もいます

 【裏技】

 実は加熱しても美味しいとのこと。レタスごと炒めたり、さっと茹でたり、スープにしたり。加熱することで味わいが変わり、また一興とのこと👀

▪︎ ハーブティーセット ハーフサイズ束380円

 アップルミントやフェンネルなど、時季のハーブの積み集めです。とても上品なティータイムをお約束致します。

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熊本県 水の子会さんより

▪︎ 新たまねぎ(F1種)100㌘60円計算

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瀬戸農場

(群馬県沼田市 瀬戸哲夫さん)

▪︎ 生命卵 1個70円

平飼い

遺伝子組み換え不使用

その他、こだわりがたくさん🌱

平飼いの鶏舎には稲藁(いなわら)が敷き詰められています。

そこにヨモギなどを黒糖漬けで発酵させた液を混ぜることで微生物がたくさんいる環境になります。

鶏の糞が自然に分解されて鶏舎が匂わず、除菌ではなく「微生物を増やす」ことによって元気な鶏舎にしています。

エサも遺伝子組み換え不使用、さらに30種類を自家配合。

何も隠さない、全部オープン。

「皆さんで是非見学に来てください♪」

とおっしゃっています😌

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

※ご予約販売のみ(毎週水曜日の夜〆切)

25年ほど前にこの地で始めたときは田んぼを1枚かりることすら難しかったそうです。

25年経った今では逆に周りから声をかけられて田んぼが広がっています。

広い田んぼをこなすには機械を使いますが、今でも一部の田んぼでは天日干しをします。

その理由は「小さな農業がたのしいから」だとおっしゃいます。

機械がぜんぶやってくれる今の時代に農家になる人は可哀想(←この表現を使ったかどうか🤔)。色々なことを自分でやるのが楽しい♪とおっしゃいます。

◾︎ ササニシキ(玄米)

2キロ1600円

3キロ2400円

5キロ4000円

10キロ8000円

▪︎ ササニシキ(白米)

2キロ1700円

3キロ2550円

5キロ4250円

10キロ8500円

毎週水曜日の夜までにLINEをください🌱

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北産

(北海道厚岸郡浜中町)

◾︎ 浜中こんぶ 600円

 のっぽファームさん(埼玉県飯能市)がお付き合いしている昆布生産者さんです。

規格外を大量に仕入れたものをのっぽさんがカットして袋に詰めてくださっています。

現地では昆布の幅で1等品、2等品、3等品と分けていき、それぞれの両端を切り離して正規品にします。

その時の両端を集めた規格外こんぶですので、味は同じでお手頃価格です。

浜中町では街をあげて ” 除草剤を使わない ” 

昆布を干すときに下に除草剤を撒くことが問題視されているとのこと。

北産さんの昆布はその点でも安心です。

浜中昆布の特徴は葉肉が薄いことです。

ダシだけでなく、食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 464円

 煮物、スープ、お漬物、枝豆など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません→海の精「やきしお」

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

▪︎ 昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

▪︎ すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

▪︎ すべて農薬を使っていません。

▪︎ 農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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ポップが無かったり(今年はもう少し工夫します)。枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して ” ひとつの文化 ” を光が丘に創りたいと考えていますので、良かったらお付き合いください。