食のそもそも話 32 ✳︎ ミネラルが「毎日」必要な理由

※ ミネラル、元素、海、という3つの重要キーワード解説は食のそもそも話30、31をご参照ください。野菜のあれこれにアーカイブしています。

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さて、今回はそのミネラルが「毎日」必要な理由を考えてみます。


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身体に入ったミネラルには消費期限があると言われています。
ミネラルは日々の何気ない「動き」のエネルギー源として使われるそうです。
歩いたり、呼吸をしたり、考えごとをしたり、心臓をドキドキさせたり、そうした暮らしの中で途切れることなく使われていて、そして使われなかったミネラルは蓄えられずに(※ )流れて排出されると言われています。

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これが本当でしたら、ミネラルは絶えず「毎日」身体に取り入れた方が良いと考えられます。
1日不足したらどうこうなる、というものでもないかもしれませんが、元気に長生きして、頭もしっかり働いて、手もちゃんと動いて、となりの人と笑って過ごす。
そうした未来を考えるなら、日頃からミネラルを意識することは大切だと思います。

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ここで大切になってくるのが「海」です。
ボクらの身体をつくっている約100種類の元素(ミネラル)、それらをすべて含んでいるとされている海、この相性(歴史)を活かすことが元気の秘訣だと考えています。

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※ 例外もあり、カルシウムなどいくつかのミネラルは骨に貯蔵されるとも言われています。
また逆に、一部のミネラルは摂りすぎ注意という話もよくありますので、「蓄えられない」という単純な話でもなさそうです🧐

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次回は、超微量ミネラルの存在について書かせて頂きます。