アルテッツァさんと野村農園さん
翌日の昼食は伏見さん紹介で高山駅前のイタリアンに行きました。こだわりの農園、野村農園さんに行く前にここに行ってごらんと、伏見さんが電話で予約をしてくださったのです。
「アルテッツァ」さんの何がこだわりかというと、今から訪ねるこだわりの農家さんの野菜を振る舞ってくださるということ。それだけではなく、深井シェフいわく、野村農園さんが高山市にいるから自分たちもここにお店を出したという。深井シェフは以前からその農園さんの野菜を使っていて、他県なので郵送で1日鮮度が落ちてしまう、それでも十分に美味しいのだけれど、もっとその先の美味しさを求めて高山にお店を出したそうです。野村農園さんからアルテッツァさんに届く野菜は毎日違います。その日その日の畑の状態でベストを見極められた野菜だけが届きます。シェフが発注するのではなく、野村農園さんの目利きでその日のベストな野菜が届くのです。シェフはそれをどうやって最高の状態で提供するか。毎日悩むと笑って話されていました。野村農園さんと深井シェフの信頼関係を見事に感じるお店でした。
昼食には伏見さんも来てくださり、その場で野村さんに電話をしてくださいました。「今から一人そっちに行くから、話をきいてやってくれ」。野村農園さんは今枝豆の収穫の最中とのこと。ご多忙の中でもきちんと対応してもらえるよう、伏見さんと深井シェフのご配慮でした。伏見さん、深井さん、そして喫茶店「南天」の横超さん、1日で多くの人が縁をつないでくださいました。
さて、野村農園さんのお話です。