食のそもそも話 8 ✳︎ 雄性不稔 ” だいじょうぶ派 ” の考え②「性質(能力)ではなく栄養を食べている説」
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納豆菌はマイナス100度〜激熱100度にも耐え、さらには空気が無くても生きていると言われますが、縄文時代から納豆を食べ続けた日本人はその能力までは手に入っていません。
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逆を言えば、無精子状態の雄性不稔(ゆうせいふねん)の野菜を食べ続けたとしても、その ” 負の能力 ” が手に入ることも無いだろう。
という考え方です※
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食べたものは胃液の強い酸で溶けます。
それぞれの栄養に分かれて、腸内細菌たちのエサになって分解されて、小さくなって腸壁から身体にめぐると言われています。
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食べているのは栄養です。
どういうピースたち(素)でその食べ物が成り立っているか、それが大切であって、その食べ物が生前にどういう性質だったかは別の話。
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※ ちなみにボク自身は雄性不稔野菜の健康面には ” 中立 ” の立場です。
人間のその行為に違和感を持つだけです。
ただ、そもそも話その4で書いたように雄性不稔(無精子)の野菜が遺伝子のバグだとしたら、単純に元気が無く、土から栄養を吸い上げるチカラも少なく、光合成も弱く、栄養価が減る、ということはあるかもしれません。
(きっと誰も答えを知りません)
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F1種の話は ” 固定種 / 在来種 ” を考えるうえで大切なのであと数回続きます。