食のそもそも話を書く理由(人生を賭ける)

食のそもそも話は全部で100話ほどを予定しています。

現在25話まで書きました→野菜のあれこれにアーカイブしています。

(いきおいに任せて書いた箇所もあります。都度、読みやすさ、伝わりやすさを考えながら改定していきます)

1〜25話はタネの話、26話からは海と身体の話、そのあと土と野菜の話、微生物と発酵の話、遺伝子の話、と書いていこうと思っています。

最近「アニメーション動画」という言葉をちらつかせていますが、その真意がなかなか伝わらないかもしれません。

今日はその理由も含めて、書いている理由をここに整理させてください。

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このシリーズは食のそもそもの話を皆様と共有して ” 目利き ” がある社会を目指そうとして書き始めました。

「何が本当か」特に食については分かりにくい世の中だと思うのです。

どうして価格に差があるのか、あるいは高いから良いものとも限りません。

目利きを覚えれば人生のコスパが上がると信じています。

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ところが食のそもそもの話は情報としては点在していたり、書いていなかったり、情報が間違っていたり、逆の認識になっていたり、苛烈だったりetc。

知ってしまったボクとしては今の世の中が歯がゆいのですね。

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そんなボクも10年前までは何も知りませんでした。

八百屋の世界に入り、さまざまなものに触れて、色々と知りました。

いざ解ってしまうと実は多くのことがシンプルな話です。

とても簡単な理屈で目利きは出来ます。

ですが、そこに辿り着くまでにはこれまでの価値観や固定概念が邪魔をすることもあります。

本を一度読んでも理解できなかったことを、絵に描いてみたり、経験者の声を聞いたり、講演会に参加したり、食べてみたり、繰り返して今に辿り着きました。

(もっとも今もこれからも勉強は続きます。間違えたら都度修正致します)

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ずっと思っていました。

「アニメーション動画があれば一発で解ったはず」

時間もかからずに正確に解るはず。

そう信じています。

洗い物をしながら例えば1日1分の動画で十分です。

繰り返すうちに自然と目利きが手に入っているはずです。

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ただ、このアニメーション動画は大手の為にはならないでしょう。

多分お金にもなりません。

ですので、未来、有志と援助金を集められたならアニメーション動画を作ります。

集まらなければ光が丘で紙芝居をします。

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そのために、まずは100本の脚本をここで書きます(今は自分の整理の為にも書いています)。

読みにくいこと、理解しにくいこと、承知しています。

無理に読もうとしなくて大丈夫です。

未来を楽しみにしていてください。

2023年9月23日 月田瑞志