食のそもそも話(余談) ✳︎ 海とにがりとボク〜海を信じる理由〜

 

ちいさな頃からアトピー性皮膚炎だった僕にとってお風呂のあとに薬(ステロイド)を塗ることは日常です。
43年間、毎日塗ってきました。
 

その中でただ1日、塗らなかった日があります。
 
 
23歳のとき、初めて海外のきれいな海で遊んだ日です。
夜になってシャワーを浴びたあと、肌がヌメヌメしていることに気付きました。
今にして思えばシャワーの水質も日本とは違っていたのでしょう。
ですので海だけの貢献ではないかもしれませんが、ともあれその晩は薬を塗らずに済みました。
43年間で唯一その日だけです。
(薬を塗らないと肌が真っ白になってしまいます。油を洗い落とすためです。その日はそれがありませんでした)
 
 
海女(あま)さんはテレビ越しにも肌が綺麗です。漁師は水虫にならないという話もあります。
こうした逸話を、あの1日を理由にボクは信じてしまうのです。
 
 
2020年頃から4年間にがりを飲んでいます。
前回書かせていただいた ” 海の素(最強にがり←ボクの造語) ” を毎日15滴。
 

明け方に尿意で目覚めることもなくなり、
気づけば花粉症の薬も買わなくなっていました。
白髪を抜いたら根元がグラデーションで黒くなっていたこともありました(もっとも、美容師さん曰くごくありふれて起こるそうです)。