3月9日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱
今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。
時 間 : 15時〜18時
場 所 : 練馬区田柄5-14-12
※ 車でお越し頂いても大丈夫です。
広い路地裏です。
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毎週土曜日は蜻蛉さんにて販売させて頂いておりますが、4月6日(土)は「らくぜんマルシェ」さんに出展させて頂きますのでご注意ください。
らくぜんマルシェ in 四季の香ローズガーデン
開催日/4月6日(土)10時〜16時
場所:講習棟前/雨天中止
共催:四季の香ローズガーデン/NPO法人薬膳倶楽部
この日は野菜の仕入れは前日になります🙇♂️
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今日の販売メニュー
▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)
※ 今朝の畑の具合で変わります。
ナバナ / のらぼう / パクチー / ネギ / ほうれん草 / 紅芯大根 / 生の大豆(青山在来) / 3種米(農林48号、ヒメノモチ、赤米を3種混合で育てた逸品)
▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)
切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)
1袋400円
▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)
五穀ごはんの素(自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種) / 黒豆(自家採種)
▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)
白菜の菜の花/ スナップえんどう / ケール / キャベツ / ルッコラ / 春菊(サラダOK ) / 碧南紅五寸にんじん(細) / ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / ブロッコリー / 金町こかぶ / 子持ち高菜 / 長ネギ(細)
▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)
キャベツ / 千葉丸(さといも) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ
▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)
黒田五寸にんじん / ほうれん草 / 石倉一本ねぎ
▪️野村農園さん(岐阜県高山市金桶)
レタス(カタルシス) / 折り菜 / ルッコラ / ワサビナ
※ 4種すべてサラダOKです。
▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)
平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)
▪️北産さん(北海道浜中町)
浜中昆布(除草剤不使用)
ほか
では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。
群馬県、千葉県、山梨県、岐阜県からは直送で届きます。
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食のそもそも話について📗
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学校で教わった2つの大切なこと。
▪️勉強は「きほん」の「き」が ” 1番 ” 大切
▪️「は!そういうことか!」理解したことは一生忘れない。
食のそもそも話は老若男女の「元気」のために書いています。
子育て中のお父さんお母さん、さらに野菜や発酵などに興味を持ち始めたお子様、だけでなく、老後を元気に生き抜く「知恵」を手に入れたいとする方、多くの方に必要なのは ” 目利き ” だと思うのです。
食の情報は乱れています。
間違って情報発信されていたり、ブラックボックスになっていたり。
宣伝文句を見たときには表の言葉を信じてしまいがちですが、「きほん」の「き」を押さえておけば ” 目利き ” で選択肢を絞れます。
食のそもそも話は八百屋の視点で見聞きしてきたことを整理して、食の目利きの体系的な教科書を作れないだろうか?という試みでもあります。
専門家でもなく研究者でもない、八百屋だからこそ出来ることではないかと信じています。
(専門書は書き方が難しく、またそれぞれに分野も分かれています。こと食の根本を調べようとするといくつものジャンルの知識を必要とします)
食のそもそも話はシリーズで100話を予定していましたが、おそらく150〜200話ほどになりそうです。
ほぼ毎週1話ずつ書いていて、すべて野菜のあれこれコーナーに貼り付けていきます。
文章の組み立てがいまいちかもしれず、過去に書いたものほど読みにくいかもしれません。
いったん全部を書き終えてから自身で修正していきます。
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食のそもそも話 46 ✳︎ 土と野菜(序章)
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今週から土のそもそも話に移ります。
農家さんの体験談、自分の目で見たことを中心にしたいのですが、テレビや本で得た情報も混ぜさせてください。
1次情報と2次情報が混ざりますが、農家さんにも相談してその体験談と照らし合わせていきます。
実は土の話を書こうとすると、その順番をいまいち決められません。
ですのでひとまず書き進めていって、未来順番を修正します。
今日は土のチカラを感じたエピソードをひとつ。
それを皮切りにします。
2020年の秋のこと。
九州で里芋の病気が広がったと騒がれていました(正確にはその前の年から?)
里芋の仲間だけに感染する疫病とのことでした(※ )。
空中感染するため病原菌が風に乗って広がり、それは関東にも広がり、埼玉県日高市でも特定の農薬を使うように農協から指導があったそうです。
日高市も里芋の大きな産地です。
※ 学名 : Phytophthora colocasiae (フィトフトラコロカシェ)
同じ折、日高市の横山秀男さんを訪ねると「里芋が今年は大豊作だ」とおっしゃいました。
そこには緑色の太く元気な茎が並んでいました。
横山さんも里芋の全国的な状況は存じていて、隣を指さしました。
そこには茎が茶色く枯れた里芋畑がありました。
お隣の農家さんの畑でした。
帰り道、埼玉県道126号に沿って車を走らせていると、両側に面々と並ぶ里芋畑がすべて茶色くなっていました。
「全滅」という言葉が浮かびました。
農薬と化学肥料を使いつづけている畑と、20年自然体でやってきた畑。
そのちがいを最初に魅せてくださったのが横山さんの畑でした。
土のちがいはこのエピソードだけでも伝わるかもしれません。
ですが、その ” 中身 ” を知ることが野菜選びの ” 目利き ” になります。
来週から少しずつ書いていきます。
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今日の販売メニューのちょこっと解説🌱
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︎▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)
※ 今朝の畑の具合で変わります。
ナバナ / のらぼう / パクチー / ほうれん草 / 紅芯大根 / 青山在来・大豆(自家採種) / 3種米(20年自家採種)
ナバナの摘みたては茎の下まで柔らかいです。
サラダでもOKですが、お浸しや炒め物、お味噌汁にも良いと思います。
のらぼうはナバナよりは「サクッ」と歯応えがある野菜です。油との相性が良いと思いますので炒め物をオススメします。もちろん生でサラダに入れても大丈夫です。
パクチー、ほうれん草などは畑(季節)の具合であればもらってきます(未定)。
青山在来は埼玉県の西側に伝わる伝統大豆です。一晩水に浸して、40分ほど煮ればOK (時々お水を足しながら)。
3種米は同じ田んぼで3種類を混ぜこぜにして育てています。「混合米」と言って、こうすると美味しいお米が出来ると米農家さんたちは周知とのこと。農林48号、赤米、ヒメノモチの3種類すべて玄米です。
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▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)
切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)
1袋400円
※ 一般に年末年始にスーパーなどに並ぶ三浦大根はF1種の三浦大根です。固定種の昔ながらの三浦大根はとても希少。
切干し大根はこころファームさんが育てた固定種の三浦大根を手作りで切干し大根にしました。
味が濃く食感もしっかりしています。
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▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)
五穀ごはんの素(自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種) / 黒豆(自家採種)
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▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)
白菜の菜の花/ スナップえんどう / ケール / キャベツ / ルッコラ / 春菊(サラダOK ) / 碧南紅五寸にんじん(細) / ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / ブロッコリー / 金町こかぶ / 子持ち高菜 / 長ネギ(細)
白菜の菜の花は、色々ある菜の花の中でも爽やかな野菜かと思います。苦味も少なめです。
炒め物、お浸し、お味噌汁など。
摘みたてなので茎の下まで柔らかいです。
スナップえんどうは始まったばかり。
まだ今日は量も少ないと思います。
本格的なスナップえんどうの時季はもう少し先です。
ケールは野菜ジュースのイメージですが、炒めても美味しいと思います。坂本さんのケールは世界のイメージほど苦くありません。
子持ち高菜はいよいよ最終形態です。
葉っぱではなく、茎の下にできた ” コブ状 ” の部分を食用にします。
瑞々しくて柔らかい。
スライスして塩揉みが美味しいと思いますが、もちろん炒めてもかまいません。
(生の方が風味は生きると思います)
ほうれん草は冬の野菜なので甘さがあるのですが、そろそろ季節の移り目です。
植物としての味わいの変化があると思います。
ちぢみ小松菜も味わいがある小松菜です。
炒め物、スープ、塩揉み、餃子、お好み焼き、何でもOKかと思います。
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▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)
千葉丸(さといも) / すずほっくり(ホックリ系サツマイモ) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ
三里塚は昔は森だったそうです。
戦時中に移り住んだ先人たちが機械が無いために人力で木を抜いて開墾して畑にしたのだと聞きました。
島村農園さんは当時からずっと農薬を使っていません。
畑に使う鶏糞や豚糞も自前で飼育していて、彼らにも無農薬の野菜を与えて循環しています。
里芋は千葉丸という品種です。
味わいがさっぱりとしたネットリ系の里芋です(善光寺里芋は時季が終わりました。また来年)
「紅はるか」はネットリ系のサツマイモです。
今の時期はとくにネットリですのでお味噌汁の具などでは溶けてしまうと思います。
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▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)
黒田五寸にんじん / ほうれん草 / 石倉一本ねぎ
黒田五寸人参は固定種を育てる農家さんたちの間では有名な人参のひとつだと思います。
味が濃い人参です。
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▪️野村農園さん(岐阜県高山市国府町)
レタスが山盛り届きます♪
野村農園の野村美也子さんは月田商店立ち上げ初日に偶然(運命?)出会った農家さんです。
「タネには記憶がある」と教えて頂いたときは、
「はて?」と思ったのを覚えています。
その次の日には横山秀男さんと出会い、北村さん(のっぽファーム)と出会い、坂本さん(オルト・グラッツィア)と出会い、こころファームさんと出会い、天野さん(ベジガーデン佑喜)と出会い、皆様に色々と教えて頂きました。
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▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)
平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)
1個90円(バラ売りです)
パックご持参、パックのご寄付大歓迎です。
昨年の12月に瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。
お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。
稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。
鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。
鶏さんたちも人懐っこい感じです。
ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。
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▪️北産さん(北海道浜中町)
浜中昆布(除草剤不使用)
太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。
そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。
干し場に除草剤を使っていないので安心です。
葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。
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有機農園 ねぎぼうず
(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)
新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼までにLINEで受付→引渡しは土曜日に蜻蛉さんにて)
1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。
湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。
【ササニシキについて】
昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。
純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。
(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)
コシヒカリ玄米
2kg ¥1720 ( kg単価¥860 )
3kg ¥2460 ( kg単価¥820 )
5kg ¥4000 ( kg単価¥800 )
10kg ¥7800 ( kg単価¥780 )
コシヒカリ白米
2kg ¥1840 ( kg単価¥920 )
3kg ¥2650 ( kg単価¥883 )
5kg ¥4250 ( kg単価¥850 )
10kg ¥8300 ( kg単価¥830 )
ササニシキ玄米
2kg ¥1950 ( kg単価¥975 )
3kg ¥2850 ( kg単価¥950 )
5kg ¥4660 ( kg単価¥932 )
10kg ¥8900 ( kg単価¥890 )
ササニシキ白米
2kg ¥2080 ( kg単価¥1040 )
3kg ¥3060 ( kg単価¥1020 )
5kg ¥5000 ( kg単価¥1000 )
10kg ¥9500 ( kg単価¥950 )
【ご予約について】
ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください。
【配達について】
10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)
▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。
▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇♂️
【ご購入の限度について】
おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。
車載の限度などの諸事情。
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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み
▪️昔ながらの野菜が8割〜9割。
固定種 / 在来種 / 自家採種
▪️すべて化学肥料を使っていません。
※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。
▪️すべて農薬を使っていません。
※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。本来でしたら農薬を使って良いのは風が弱い日と決まっているそうですが、実際にはそれは必ずしも守られていない様です(日本では)。
また雨不足が続いたときに水道水を畑にまく場合があります。
水道水に含まれる塩素は微生物を殺してしまうこともあり、農家さんとしても本来ならば使いたくは無いはずです。
有機JAS認証を取得している農家さんは水道水は禁止だったはずです。
ただ、月田商店としましては今の気候変動と野菜と人間の関係を考えて、背に腹はかえられない思いで許容しています。
▪️農家さんと直接契約した野菜たちです。
埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。
月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。
そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。
タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。
濃香な味わいが楽しめます。
埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。
山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。
元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。
昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。
それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。
枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。
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※ 1 趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏
昔の韓国では無農薬の農業には政治的な圧力があったそうです。
そこで趙漢珪氏は日本に来ました。
自身の農業論を実践しながら日本で3人の先生に出会いさらに農業の深みを知ったとのこと。
韓国の政治が落ち着いたのちに帰国、「自然農業」を立ち上げ今では韓国の無農薬の大家になっています。