食のそもそも話 61 ✳︎ そもそもどうして ” 旬 ” がわからなくなった?

 

これまでの整理
1〜28 タネのそもそも話
29〜45 海とカラダのそもそも話
46〜59 土のそもそも話
60〜 野菜のそもそも話
※ すべては” 目利きで健康コスパ ” のために🌱
これは脚本づくりのつもりです。
未来、動画発信していきます。
 
 
今回から、知っているけど案外わからない?
” 旬 (しゅん) ” について整理してみます。
 
 
この言葉、簡単なようで奥が深い、そんな気がします。
そして誰もが出来る健康コスパです。
笑顔のため、美容のため、足腰のため、元気に生きていくための最強の武器、それが ” 旬 (しゅん) ” です。
 

振り返れば24の回でも触れていますが、あのときはタネの話の中に挟んでしまったので丁寧ではありませんでした。
今回からじっくりいきます。
 

旬のメリットは4つ
◾︎ 美味しい
◾︎ 安い
◾︎ 栄養がいっぱい
◾︎ 安心・安全
 
 
24の回ではこう書きました。
こんなにメリットがあるなら旬の野菜を食べるべき!
だと思うのですが、そもそもなぜ旬がわからなくなったのでしょう。
遠回りかもしれませんが、旬の話はそのあたりから始めます。
 
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求められた「周年野菜」
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旬がわからなくなった理由は野菜が周年野菜(1年中栽培できる)になったためです。
その理由は3つかと思います。
 
 
①冷蔵で運べる様になった
②タネがF1種になった
③ハウス栽培の登場
 
 
①冷蔵で運べる様になった
たとえば夏のレタスは高原の涼しい場所が大産地になっていますが、昔なら東京まで運ぶ車中で暑くてダメになってしまったでしょう。
産地の冷蔵庫→冷蔵トラック→クーラーのお店、そうした日本全体の物流が整ったことも野菜の周年化に大きく貢献しています(良くも悪くも🤔)
 
 
②タネがF1種になった
昔は夏に大根をつくるなんて出来なかったと聞きます。冬の野菜である大根を夏でも育つように、 ” 暑さに強い性質 ” を持つ他の野菜?を交配させて夏の大根が出来たのですね。
F1種が流通したことで旬ではない時季でも野菜が育つようになりました。
 
 
③ハウス栽培の登場
昔は冬に胡瓜など無かったでしょう。
胡瓜を冬に育てるためには、ハウス栽培にして暖房で温めて「夏だよ!」と騙してやるそうです。
ピーマンやトマトや茄子など、夏の野菜が冬にも食べられるのはハウス栽培で ” 他の季節 ” をつくり出せる様になったためです。
 
 
こうして色々な野菜が一年中手に入る様になりましたが、先に書いた「美味しい」「安い」「栄養」「安心」という4つのメリットが埋もれてしまいました。
 
 
それぞれ順番に。
次回は「美味しい」について覗いてみます。
 
 
2024年7月20日 月田商店 月田瑞志