食のそもそも話 62 ✳︎ 旬のシンプルな見分け方【おそらく必見🤔】

本当にざっくり書きますが、
食べる部分が ” 空中 ” にある野菜は夏が旬、
食べる部分が ” 土に触れている ” 野菜は冬が旬、
そんな風に一度考えてみて欲しいです。
(もちろん例外もありますが)
 
 
【食べる部分が ” 空中※ ” にある野菜は夏が旬】
※ または、食べる部分が根元から離れている野菜と考えても良いと思います (カボチャ、スイカ、地這い胡瓜など)。
 
 
例えば、夏の野菜は
なす、胡瓜、ピーマン、トマト、オクラ、ゴーヤ、えだまめ、唐辛子、大葉(しそ)、エゴマの葉
、モロヘイヤ、ツルムラサキ、エンサイ(空芯菜のこと)などです。意外とカボチャも夏と秋です。
 
 
大葉やエゴマの葉も、茎は地面から生えていますが、食べるのは葉っぱだけ、つまり空中の野菜です。
 
 
モロヘイヤ、ツルムラサキ、エンサイも食べるのは茎の先の柔らかいところと葉っぱです。
根っこや根元も食べられるほうれん草や小松菜(どちらも冬が旬)とはちがいます。
 
 

【食べる部分が ” 土に触れている※ ” 野菜は冬が旬】
※ または、根元も食べられる野菜と考えても良いと思います (ほうれん草、小松菜など)。
 

一方で冬の野菜は、
ほうれん草、小松菜、春菊 (秋、春)、カブ (秋、春)、大根、サツマイモ、ジャガイモ、にんじん、ごぼう、生姜 (秋冬)。
これらは土の上下に触れている野菜です。
例外でブロッコリー、カリフラワーも冬が旬です。
 

【マメ科は春〜秋】
他には、マメ科の野菜は春〜秋にかけて移っていくイメージです。
そら豆やスナップえんどうは春先に、インゲンは初夏〜秋にかけて、枝豆は夏〜秋 (そして完熟&乾燥して大豆になります)

 
 
ひとまずザックリの目利きとしては、空中か、土に触れているか、それを目安にすると分かりやすいかと思います。
 
 
2024年8月31日 月田商店 月田瑞志