新たなお米農家さんと繋がりました🌱

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千葉県南房総市海老敷(三芳地区)

根岸典好さん

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「田んぼの生き物を見れば解る」

根岸さんのその言葉に魅かれて、6月26日(日)の夕方に強行突破でアクアラインをひとっとびして来ました。

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25年前にお米作りを始めたときから農薬・化学肥料はいっさい使わずに来ました。

たくさんの生きものたちが暮らしている根岸さんの田んぼには不思議と草が生えていません(1番下の写真参照)。

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ポイントは、

【粘土質の土】× 【生きものの暮らし】

この土地は千葉県でも有数の粘土質。

そこにザリガニや虫などたくさんの生きものが遊びまわることで細かな土が簡単に舞い上がり、水がいつも濁り水になります(※1)

そうすると太陽の光が水底まで届かないため、新たな草が生えてこない(発芽出来なかったり、生えてきても光合成が足りずに大きく育たない)。

田植えをした稲だけが水面より上にあるため、太陽を浴びてすくすく育ってくれるのだとか。

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もちろん理屈では簡単かもしれませんが、ここまでの田んぼにするには何年もかかるそうです。

草が生えては抜いて、そのときにタネもこぼれないように注意して除草を繰り返す。

想像しているよりも大変なことだと思います。

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そしてもう一つの除草法としてチェーン除草という方法を教えて頂きました。

田植えをしてから3日後に鎖(くさり)を引きずって田んぼを歩くのだそうです。

田植えをした稲はひょろひょろ倒れそうですが、3日も経てば根を張って自立します。

そこに鎖を引きずって歩くと、小さな他の草たち(赤ちゃん)は根を張り切っていないために水面に浮き上がってきて、3日経って根を張った稲だけが再び起き上がりすくすく育つのだとか。

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※1 ちなみに、農薬を使った一般の田んぼは水が澄んで水底が綺麗に見えていて、生きものがまったく暮らしていない様子が見てとれます(経験論)。

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根岸さんは日本の田んぼの風景を守るために田んぼを広げて4町5反(かなり広い)を1人でこなしています。

25年前は地域に受け入れられずに田んぼ1つを借りるのもツテが必要でしたが、今では高齢化で田んぼが余ると根岸さんに声が掛かり、そのお話を引き受けて広い面積になりました。

「自分の田んぼ1つだけでは生態系が保たれない」

「地域単位で考えなければ田んぼは守れない」

「新たに始めたい若者が来たらいつでも譲る」

そうしたお考えで広い面積を守っています。

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根岸さんのコシヒカリ(令和3年度産)

甘さがあり味に深みがあり美味しいです。

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玄米 1キロ 800円(税込)

白米 1キロ850円(税込)

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ご注文の単位は

1キロ、2キロ、3キロ、5キロ、10キロ

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今のボクでは配達は難しいかもしれません。

ひとまず蜻蛉さんに土曜日に取りに来られる方からご注文を承ります。

ご注文はLINE公式アカウントにて。

ご不明な点は080-3550-8083(月田 瑞志)

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「有機農園 ねぎぼうず」さんのホームページ

https://negibouzu.org/

ホームページ中、特に注目の2ページ↓

◾︎ 食べ物を作る姿勢

◾︎ どうして農薬を使わないか