11月25日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日のメニュー🌱

【ゆっくり、深く】

月田商店のやることはすべて、食の世界を変えるという信念で行っています。

違う考え方に価値があると信じています。

味と健康に価値をつけ、三方良しを目指します。

 

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

 

※ 車でお越し頂いても大丈夫です。

広い路地裏です。

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今日のメニューをまずはざっくりと。

(もっと下にスライドで、気持ち詳しめに書いています)

 

野菜はすべて農薬を使っていません(※ )

さらにはタネからこだわる農家さんたちが多く、今ではほとんど育てられなくなった固定種 / 在来種が全体の8割ほどです。

自家採種(自前のタネ)の野菜もあります。

※ 近隣の農家さんが使用する農薬が風に飛んでくる可能性は否定できません。農薬アレルギーをお持ちの方はご相談ください。

 

▪︎ 横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

わんぱく人参 / みずな / 紅あずま(ホクホク系) / ピーマン / 甘長ピーマン / 大根 / 生の大豆(青山在来)

 

▪︎ こころファームさん(埼玉県日高市田木)

シルクスイート(ねっとり系)

 

▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

三浦大根(多分小さめ)/ 紅芯大根 / 金町こかぶ / 日野菜かぶ / 木曽カブ / 大野かぶ / ルッコラ / 高菜 / 鶴首かぼちゃ / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) / きび(雑穀) 

 

▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

小松菜 / ほうれん草 / まんぷくカブ / 万木かぶ / 金町こかぶ / ルッコラ / 山東菜 / わさび菜 / からし菜 / 紅法師(赤みずな) / 京水菜 / たけのこ白菜 / 大根

 

▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

黒田五寸にんじん(葉付) / サニーレタス / コールラビ / ほうれん草 / 紅あずま(ホクホク系) / メークイン / 岩手みどり豆(生の大豆)

 

▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 大しょうが / カボチャ / 冬瓜

 

▪︎ 小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみレンコン

 

▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

ほか

 

では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。

山梨県、千葉県、群馬県からは直送で届きます。

※ 野村農園さんは諸事情により今週はお休みです。

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食のそもそも話 35 ✳︎ 「超微量ミネラル」はどこにある?

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33と34で「超微量ミネラル」約80種の存在を書かせて頂きました(野菜のあれこれにアーカイブ)。

今回は不足しがちなそれらが何処にあるのかを考えてみます。

そして次回はそれらの摂り方、続きます。

 

さて、超微量ミネラルたちは30と31で書いたように海には全部あります。

ですので海のもの(さかなや海藻)を日頃の食事に取り入れる、また塩は自然海塩に切り替えるなどはオススメです。

 

では陸の上ではどうでしょうか?

 

自然にそだった森や虫、それらを食べた動物、その死骸や枯れ葉を微生物たちが分解し、土に還り、また森が育つ。

 

こうした流れの連鎖はすべてミネラルの連鎖とも言えます。

 

自然の循環の中にミネラル群があります。

ここには主要ミネラル、微量ミネラルも含めて僕らが欲しい「超微量ミネラル」もその循環に使われていると考えられます。

 

つまり、「自然」を捉えることが出来れば超微量ミネラルは海でなくても、陸の上にもあるのです。

 

ここで逆を考えてみましょう。

自然の逆、それが畑です。

 

色々な動植物が美しく混ざり合った森に対して、畑では僕らが食べたい植物(野菜)のタネを局所的に蒔いて、間の草を抜いて、緑色と土の茶色が綺麗に縞模様を成す風景。

一見綺麗かもしれませんが、ここに自然の循環はありません。

 

日本では99.5%の農家さんが畑に化学肥料※ を入れています。

化学肥料は野菜にとっては大好物なので根からよく吸いよく育ちます。

ですが、微生物たちのエサにはならないため、その畑には微生物が育たずに減っていき、「自然の循環」が途切れます。

化学肥料を一度使った畑は翌年も化学肥料を入れなければ野菜が育たず、化学肥料と細かな石粒が集まった人工的な土になってしまいます(極論🙏🏻)

 

さらにそうして育てたエサを食べた鶏(卵も)、豚、牛の肉も、そこには化学肥料に含まれる約16種のミネラルの循環しか起こらず、僕ら人間もそれを食べている。

 

こうして超微量ミネラルが不足して、いつか病になる。

 

話を本題に戻します。

 

超微量ミネラルを陸の上で摂ろうと思ったら、自然に近い環境で育てている野菜や肉を食べることをオススメします。

発酵についてもその原料、醸造方法、醸造期間を調べることをオススメします。

 

ひとつの尺度としては、微生物がたくさんいて、微生物がつくりだしてくれたもの。

農薬は微生物を殺してしまい、化学肥料は微生物を育てません(飢え死にに追い込んでいるとも)。

 

微生物の育む世界、そこに超微量ミネラル約80種があります。

次回は、超微量ミネラル約80種を食べる上で大切な「並行摂取」という考え方を書かせて頂きます。

※ 化学肥料・・・主要ミネラル7種と微量ミネラル9種の約16種(食のそもそも話33を参照)

 

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メニューの説明(少し詳しめに)🌱

※ 店頭でいつでも野菜談義をいたしましょう。

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︎横山秀男さん(埼玉県日高市女影)※ 未定

わんぱく人参 / みずな / 紅あずま(ホクホク系) / ピーマン / 甘長ピーマン / 大根 / 生の大豆(青山在来)

 

わんぱく人参・・・畑で育っていればもらって来ます。人参(自家採種10年ほど、品種不明)を畑にばら撒いて勝手気ままにそだってもらう。間引きもしないので大きくは育たず、隣同士と競争したり助け合いながら「わんぱく」に育った人参です。香りが良く味わいがあります。

 

みずな・・・ちょうど中学生から高校生になりはじめるくらいの水菜です。毎週大きさが変わって行きます。まだ柔らかいタイミングですのでサラダにひとつまみ加えて毎週の味の変化を楽しんで欲しいです。

 

生の大豆・・・青山在来(あおやまざいらい)という埼玉県のもっと西の方に伝わる伝統的な大豆です。横山さんは友人と共に10年以上タネを繋いでいます。柔らかく、味わいがあります。

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▪︎ こころファームさん(埼玉県日高市田木)

シルクスイート(ねっとり系)・・・シルクスイートはサツマイモ界でも「ネットリ系」に属します。11月下旬の今はネットリしすぎず、気持ちホクホクも残して、良い塩梅になっていそうです。サツマイモを食べるとオナラが出ると聞きますが、いち個人の経験では毎日食べていればオナラは出なくなります(あくまで個人の感想)。

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▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

三浦大根(多分小さめ)/ 紅芯大根 / 金町こかぶ / 日野菜かぶ / 木曽カブ / 大野かぶ / ルッコラ / 高菜 / 鶴首かぼちゃ / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) / きび(雑穀) 

 

三浦大根・・・まだ小さめのはずですので三浦大根本来の特徴(煮物や正月のなます)ではなく、葉っぱを楽しんで欲しいです。人差し指の幅くらいに刻んで油揚げなんかと焼き浸しに。

 

紅芯大根・・・中が真っ赤な伝統野菜です。レストランではサラダに入っていますが、酢漬けやピクルスが美しいです。個人的には厚切りでじっくり面を焦がしてステーキが甘い。

 

高菜・・・先週から高校生ほどに育ちサラダでは難しいと感じます。気持ち短めに刻んで塩揉みが美味しいと思います。

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▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

小松菜 / ほうれん草 / まんぷくカブ / 万木かぶ / 金町こかぶ / ルッコラ / 山東菜 / わさび菜 / からし菜 / 紅法師(赤みずな) / 京水菜 / たけのこ白菜 / 大根

 

小松菜・・・ちぢみ小松菜という固定種です。小松菜やほうれん草を見るとき、茎の太さ、長さをよく観察してみてほしいです。特に月田商店の野菜たちは太く短いものが柔らかいです。

 

たけのこ白菜・・・天に手を広げるように育つ白菜です。細身で長く、下の方は一般的な白菜で真ん中から上は葉緑素が多い。

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▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

黒田五寸にんじん(葉付) / サニーレタス / コールラビ / ほうれん草 / 紅あずま(ホクホク系) / メークイン / 岩手みどり豆(生の大豆)

 

黒田五寸にんじん・・・昭和初期に固定種として登場し、以来日本各地でタネが守られてきたのだと思います。月田商店がお付き合いしている農家さんの間では有名な固定種です。味が濃く甘味もあります。特に山梨県都留市は埼玉県よりも寒いために甘さが増します。

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▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 大しょうが / カボチャ / 冬瓜

 

善光寺さといも・・・味が良いのに見た目が悪い。例えばカタチが無骨だったり先が尖っていたり、煮物にしても綺麗な白にはなりません。そうした理由で美味しいのに作り手がほとんどいない里芋です。

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▪︎ 小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみレンコン・・・正確にはかなすみ8号。

カタチが綺麗にそろわず色も黄色くなりやすいことから作り手が激減したとされる品種ですが、小塙さんは父親の代からこのレンコンを育てています。

 

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▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

平飼いの鶏舎には稲藁(いなわら)が敷き詰められています。

そこにヨモギなどを黒糖漬けで発酵させた液を混ぜることで微生物がたくさんいる環境になります。

鶏の糞が自然に分解されて鶏舎が匂わず、除菌ではなく「微生物を増やす」ことによって元気な鶏舎にしています。

エサも遺伝子組み換え不使用、さらに30種類を自家配合。

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▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。

そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。

干し場に除草剤を使っていないので安心です。

葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 240g入 648円

 海にはボクたちの身体に必要なすべてのミネラルが含まれていると言われています。

 というより、海のミネラルを包み込むカタチで最初の生き物が誕生した名残と言われています※ 。

 塩は塩化ナトリウムではなく、塩は「母なる海のエキス」。

伝統的な塩づくりを守っています。

 煮物、スープ、お漬物など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません。

※ 詳しくは食のそもそも話30と31をご参照ください(野菜のあれこれにアーカイブ)。

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼まで)

価格が10月から変わりました。

燃料、資材の高騰で今のままだと来年以降の再生産が難しいことが1番の理由です。

詳しくは別記【有機農園ねぎぼうずさんのお米の新価格について】をご参照ください。

1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。

湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。

【ササニシキについて】

昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。

純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。

(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)

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コシヒカリ玄米

2kg   ¥1720      ( kg単価¥860 )

3kg   ¥2460     ( kg単価¥820 )

5kg   ¥4000     ( kg単価¥800 )

10kg ¥7800      ( kg単価¥780 )

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コシヒカリ白米

2kg   ¥1840       ( kg単価¥920 )

3kg   ¥2650       ( kg単価¥883 )

5kg   ¥4250       ( kg単価¥850 )

10kg ¥8300       ( kg単価¥830 )

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ササニシキ玄米

2kg   ¥1950       ( kg単価¥975 )

3kg   ¥2850       ( kg単価¥950 )

5kg   ¥4660       ( kg単価¥932 )

10kg ¥8900       ( kg単価¥890 )

✳︎

ササニシキ白米

2kg   ¥2080       ( kg単価¥1040 )

3kg   ¥3060       ( kg単価¥1020 )

5kg   ¥5000       ( kg単価¥1000 )

10kg ¥9500       ( kg単価¥950 )

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【ご予約について】

ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください(お問合せ080-3550-8083)

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【配達について】

10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)

▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。

▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇‍♂️

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【ご購入の限度について】

おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。

車載の限度などの諸事情。

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

▪︎ 昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

▪︎ すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

▪︎ すべて農薬を使っていません。

 ※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。また雨不足が続いたときに水道水(塩素)を使う場合があります。

▪︎ 農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。