12月9日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日のメニュー🌱

【本当のところを知りたいのです。】

月田商店のやることはすべて、食の世界を変えるという信念で行っています。

違う考え方に価値があると信じています。

姿形ではなく、便利か不便かではなく、味と健康に価値がついたなら、農業、流通、消費、その流れの中に、美しいと言える何かが生まれるのではないかと強く想像しています。

その世界を見てみたいと思っています。

 

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

 

※ 車でお越し頂いても大丈夫です。

広い路地裏です。

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今日のメニュー

(下に下に行くと、ちょこっと解説あります)

 

野菜はすべて農薬を使っていません(※ )

さらにはタネからこだわる農家さんたちが多く、今ではほとんど育てられなくなった固定種 / 在来種が全体の8割ほどです。

自家採種(自前のタネ)の野菜もあります。

※ 近隣の農家さんが使用する農薬がまれに風に飛んでくる可能性もあります。農薬アレルギーをお持ちの方はご相談ください。

 

▪︎ 横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

紅芯だいこんの間引き(オススメ) / かぶ / みずな / ナバナ / パクチー / わんぱく人参 / 生の大豆(青山在来)

 

▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

なにか菜 / 三浦大根/ 紅芯大根 / 金町こかぶ / 日野菜かぶ / 木曽カブ / 大野かぶ / 高菜 / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) 

 

▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

ちぢみ小松菜 / ほうれん草 / 山東菜 / まんぷくカブ / 万木かぶ / 飛騨赤かぶ / 紫からし菜 / 京水菜 / たけのこ白菜 / 宮重大根 / 紅芯大根 / サツマイモ(紅はるか) / ブロッコリー / パクチー

 

▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

石倉一本ねぎ / 丸葉こまつな / ほうれん草 / サニーレタス / 黒田五寸にんじん / メークイン / 紅あずま(サツマイモ) / 岩手みどり豆(生の大豆)

 

▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 冬瓜 / カボチャ(品種 : かちわり) / 生姜 /ほうれん草

 

▪︎ 中西里志さん(北海道常呂郡訓子府町)

長芋

 

▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

ほか

 

では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。

山梨県、千葉県、群馬県からは直送で届きます。

※ 岐阜県の野村農園さんは今週は諸事情でお休みです。

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食のそもそも話 【余談】 食のそもそも話って何だろう?

 

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2023年2月から書き始めた「食のそもそも話」

実はこれ、読んでくださる方はとても少ないかもしれないと思いながら書いています。

理由は、「文字はつらい」だろうと思うからです。

食のそもそも話は、自身の脳内整理と「脚本」のために書いています。

 

未来、アニメーション動画を作りたいと考えています。

アニメーション動画なら、洗い物をしながら少しずつ観られます。

タネの話、海と身体の話など、文字では解りにくいですが、アニメーション動画なら1分で理解できる。

これを世界に発信することで「食のそもそも」を多くの方が知っている世の中になると信じています。

 

資本はありませんのでクラウドファウンディングなど有志の援助が集まれば1本ずつ作っていきます。

 

まずは有志の方たちが納得する内容でないといけませんので、100話書いて、自身でも学びつづけ(注、まだまだ未熟者です)、中身を磨いて、良い脚本にしたいのです。

 

もっとも、この野望は資本を他力本願にした発想ですので、もしアニメーション動画の野望が叶わないとしても、1話ずつ光が丘のどこかでホワイトボードで解説しています笑

 

理想はアニメーション動画です。

食のそもそも話は、その信念の一歩です。

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メニューのちょこっと解説🌱

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︎▪︎ 横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

紅芯大根の間引き(オススメ) / かぶ / みずな / ナバナ / パクチー / わんぱく人参 / 生の大豆(青山在来)

 

紅芯大根の間引きはかなりオススメです。

大根ではなく「葉っぱ」が主役です。

茎を小指幅くらいに短く切って、油揚げなんかと炒め物にしたり、スープやお味噌汁でも美味しいと思います。

大根の葉っぱとは違う、アブラナ科野菜が時に放つ「クリーミー」な味わいがあります。

 

パクチーは野生感があり「これは本場の味だ」と言われたことがあります。野生感とは別に優しい感じもあり、美味しいパクチーだと思います。

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▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

なにか菜 / 三浦大根/ 紅芯大根 / 金町こかぶ / 日野菜かぶ / 木曽カブ / 大野かぶ / 高菜 / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) 

 

なにか菜は畑の隅で自然に交雑された野菜でアブラナ科系の品種不明の野菜です。

食べ方は「小松菜」と同じように調理を。

月田商店がお付き合いしている農家さんたちはこうした自然の組み合わせが生み出した野菜たちをそのまま育てて出荷してくださいます。

 

日野菜かぶ、木曽カブ、大野カブは、お漬物がオススメです。あらじおをまぶして置いても良いですし、塩麹にまぶしても美味しいです。

特に日野菜カブは漬物で食べたときに抜群の風味があります。甘くなく、少し苦いような、そして何とも言えない味わいです。

 

紅芯大根はサラダや浅漬けも良いですが、厚切りでステーキにしても甘くて美味しいです。

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▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

ちぢみ小松菜 / ほうれん草 / 山東菜 / まんぷくカブ / 万木かぶ / 飛騨赤かぶ / 紫からし菜 / 京水菜 / たけのこ白菜 / 宮重大根 / 紅芯大根 / サツマイモ(紅はるか) / ブロッコリー / パクチー

 

ちぢみ小松菜、ほうれん草、山東菜はそれぞれ同じ様な調理で大丈夫です。

ほうれん草は試食してみてお好みでサラダでも。

山東菜は白菜の仲間ですのでお漬物もオススメです。

 

万木かぶは、万木(ゆるぎ)と読みます。こちらは甘いカブで瑞々しいのでサラダがオススメです。

サラダ野菜は他にも、紫からしな、水菜、サニーレタス(ベジガーデン佑喜さん)、紅芯大根(のっぽファームさん)、パクチー、ほうれん草などなどあります。

月田商店では葉物野菜はだいたい100㌘150円にしていますので、袋にお好みでガサガサ入れてサラダ野菜セットを作ってみてください。

 

▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

石倉一本ねぎ / 丸葉こまつな / ほうれん草 / サニーレタス / 黒田五寸にんじん / メークイン / 紅あずま(サツマイモ) / 岩手みどり豆(生の大豆)

 

石倉一本ねぎ、ほうれん草、黒田五寸にんじんは寒さにあたって甘くなり始めている時季。

(特に山梨県都留市は東京より寒い)

 

丸葉こまつなは茎も葉も味わいがあり美味しいです。

 

紅あずまはサツマイモ界の「ホクホク」代表です。近年のネットリブームに飽きた方は是非。

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▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 冬瓜 / カボチャ(品種 : かちわり) / 生姜 /ほうれん草

 

善光寺里芋は美味しいのに見た目が不恰好でカタチがそろわないために希少種と言われています。

島村農園さんでは善光寺里芋を毎年つくっていてファンがいます。

季節の途中から違う品種に切り替わるため、是非今のうちに一度は食べてみて欲しいです。

 

カボチャはカチワリという品種でホクホクとネットリの間くらいのちょうど良い時季かと思います(気持ちネットリ寄りかも?)、甘さがあり美味しいと思います。是非煮物で。

 

生姜の無農薬は全国的にも珍しく有難い。

生姜は特有の細菌が畑に繁殖しがちで、そうなると生姜が作れなくなるとのことで土の中に殺菌剤を入れるのが一般的だとか。

なので無農薬の生姜は希少なのです。

そのためか、島村さんの生姜は経験上なかなかカビません。

使う量だけ折って、折り口も裸でキッチン脇に置いてください(ラップして冷蔵庫だとカビるかも)。

 

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▪︎ 中西里志さん(北海道常呂郡訓子府町)

長芋

ネバネバの大和芋ではなく、サラサラの方です。

生で千切りでも良し、グリルやステーキにする場合はガスの火などでヒゲを焼いて、皮ごとお使い頂くと楽で美味しくて栄養価にも期待できます。

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▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

先週、瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。

お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。

稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。

鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。

鶏さんたちも人懐っこい感じです。

ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。

 

【価格について】

12月から1個90円になっています。

資材や運搬にかかる費用の高騰によるものです。

品質を下げて価格を維持するか、品質を保って価格を上げるか、自然恵みファームズさんは品質を保つ選択をされました。

個人的にはその方が良い選択だと考えています。

とは言え、ふところは大事ですので、卵は食べたいけれど妥協案は無いか、そうした相談はお寄せください。

 

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▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。

そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。

干し場に除草剤を使っていないので安心です。

葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。

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海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 240g入 648円

 海にはボクたちの身体に必要なすべてのミネラルが含まれていると言われています。

 というより、海のミネラルを包み込むカタチで最初の生き物が誕生した名残と言われています※ 。

 塩は塩化ナトリウムではなく、塩は「母なる海のエキス」。

伝統的な塩づくりを守っています。

 煮物、スープ、お漬物など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません。

※ 詳しくは食のそもそも話30と31をご参照ください(野菜のあれこれにアーカイブ)。

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼まで)

価格が10月から変わりました。

燃料、資材の高騰で今のままだと来年以降の再生産が難しいことが1番の理由です。

詳しくは別記【有機農園ねぎぼうずさんのお米の新価格について】をご参照ください。

1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。

湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。

【ササニシキについて】

昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。

純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。

(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)

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コシヒカリ玄米

2kg   ¥1720      ( kg単価¥860 )

3kg   ¥2460     ( kg単価¥820 )

5kg   ¥4000     ( kg単価¥800 )

10kg ¥7800      ( kg単価¥780 )

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コシヒカリ白米

2kg   ¥1840       ( kg単価¥920 )

3kg   ¥2650       ( kg単価¥883 )

5kg   ¥4250       ( kg単価¥850 )

10kg ¥8300       ( kg単価¥830 )

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ササニシキ玄米

2kg   ¥1950       ( kg単価¥975 )

3kg   ¥2850       ( kg単価¥950 )

5kg   ¥4660       ( kg単価¥932 )

10kg ¥8900       ( kg単価¥890 )

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ササニシキ白米

2kg   ¥2080       ( kg単価¥1040 )

3kg   ¥3060       ( kg単価¥1020 )

5kg   ¥5000       ( kg単価¥1000 )

10kg ¥9500       ( kg単価¥950 )

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【ご予約について】

ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください(お問合せ080-3550-8083)

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【配達について】

10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)

▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。

▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇‍♂️

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【ご購入の限度について】

おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。

車載の限度などの諸事情。

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

▪︎ 昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

▪︎ すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

▪︎ すべて農薬を使っていません。

 ※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。また雨不足が続いたときに水道水(塩素)を使う場合があります。

▪︎ 農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

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月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

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埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

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山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

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元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

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枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。