12月30日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱

【安全と健康のちがいを伝えたい】

月田商店のやることはすべて、食の世界を変えるという信念で行っています。

違う考え方に価値があると信じています。

姿形ではなく、便利か不便かではなく、味と健康に価値がついたなら、美しい世界が出来ると信じています。

その世界を見てみたいと思っています。

 

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

 

※ 車でお越し頂いても大丈夫です。

広い路地裏です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日のメニュー

(下に下に行くと、ちょこっと解説あります)

 

野菜はすべて農薬を使っていません(※ )

さらにはタネからこだわる農家さんたちが多く、今ではほとんど育てられなくなった固定種 / 在来種が全体の8割ほどです。

自家採種(自前のタネ)の野菜もあります。

※ 近隣の農家さんが使用する農薬がまれに風に飛んでくる可能性もあります。農薬アレルギーをお持ちの方はご相談ください。

 

▪︎ 横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

※ 畑の様子などで変更あり得ます。

紅芯だいこんの間引き / みずな / ナバナ / パクチー / わんぱく人参 / 紅あずま / 生の大豆(青山在来)

▪︎ こころファームさん(埼玉県日高市田木)

三浦大根  / 切干し大根

 

▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

黒豆 / 葉つき人参 / 菊芋 / 日野菜かぶ / 木曽カブ / なにか菜 / 山東菜 / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) 

▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

春菊 / ネギ(極細) / 宮重大根 / 紅芯大根 / ほうれん草 / 子持ち高菜 / 白菜 / 紅法師水菜(赤みずな) /たけのこ白菜 / まんぷくカブ / 金町こかぶ / 伊予緋かぶ / ブロッコリー /チーマディラーパ / キャベツ / パクチー / ルッコラ 

 

▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

水掛菜 / 黒田五寸にんじん / ほうれん草 / コールラビ

 

▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 冬瓜 / カボチャ(品種 : かちわり) / 紅はるか(サツマイモ、ねっとり系)/ 生姜

▪︎ 野村農園さん(岐阜県高山市金桶)

レタス山盛り届きます!

 

▪︎ 小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみ蓮根

▪︎ 中西里志さん(北海道常呂郡訓子府町)

長芋

 

▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

ほか

 

では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。

千葉県、群馬県、岐阜県、山梨県からは直送で届きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今週は食のそもそも話を休ませて頂きました。

39 塩の歴史〜塩を守った人々のおはなし〜はあらためて来週書かせて頂こうと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メニューのちょこっと解説🌱

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

︎▪︎ 横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

※ 畑の様子などで変更あり得ます。

紅芯だいこんの間引き / みずな / ナバナ / パクチー / わんぱく人参 / 紅あずま / 生の大豆(青山在来)

横山さんは先日77歳の喜寿のお祝いでした。

「好奇心」と「闘争心」、おそらくはその両方を内に秘めながら毎日ひとり黙々と畑仕事をされてきました。

そうした20年です。

 

横山さんはおっしゃいます。

「無農薬にも2種類ある」

 

▪︎ ゆっくり育てる無農薬

▪︎ 営農重視で早く育てる無農薬

 

横山さんは「ゆっくり」の代名詞だと思っています。

 

わんぱく人参は横山さんが10年ほど前からタネを採りつづけている人参で、「もう品種は忘れてしまったよ笑」

 

その種を畑の一角に ” ばら蒔いて ” 野生的に自然発生するようにした人参です。

群れで育つため大きく育つことはありませんが、味わいと香りが良いです。サラダやスープに。葉っぱはチヂミやフリカケに。

 

ほか、パクチーも「本場の味」と評される美味しさです。

ナバナもオススメですが、時に硬いものも混じる様です。

月田商店の野菜は先に茎の下をまな板の上でちょこっと切って試食してみて欲しいです。

硬くて食べられない野菜があったり、スがひどいものなどあれば後日いつでもおっしゃってください🙏🏻

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ こころファームさん(埼玉県日高市田木 農家さん : 横田浩行さん)

三浦大根  / 切干し大根

 

この三浦大根は本家です。

お正月にスーパーに並ぶ三浦大根はF1種(交配された雑種)です。

こころファームさんの三浦大根は固定種(純血種)ですのでより特徴が濃いと思います。

三浦大根の特徴は水分が少なくて硬めで味が濃いこと。

おでんや煮物に向いていますし、お正月の紅白なますには三浦大根と金時人参が使われてきました(今は違うと思います)。

先に記したおでんや煮物では、2日目、3日目に食味の本気を見せてくれます。

後に記した「紅白なます」も、作ってから3日目もくたくたにならずにその食感を楽しめることで重宝されてきました。

皮は先に向いて千切りにしてキンピラやお漬物が美味しいと思います。

※ 皮ごと煮てしまうと2日目に皮と中身の食感がばらけてしまいイマイチかと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

黒豆 / 葉つき人参 / 菊芋 / 日野菜かぶ / 木曽カブ / なにか菜 / 山東菜 / 五穀ごはんの素(雑穀) / 古代赤米・神丹穂(雑穀) 

自家採種の黒豆がオススメです。

小粒系で毎年爽やかな甘さを楽しませてくれます。

もともとの甘さがありますので、のっぽさんのお家では煮豆に砂糖を使わないとのこと。

 

浜中昆布ものっぽさん経由でもらって来ます。

 

日野菜カブ、木曽カブはお漬物がオススメです。あらじおをまぶして一晩置いても良いですし、塩麹にまぶしても美味しいです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

春菊 / ネギ(極細) / 宮重大根 / 紅芯大根 / ほうれん草 / 子持ち高菜 / 白菜 / 紅法師水菜(赤みずな) /たけのこ白菜 / まんぷくカブ / 金町こかぶ / 伊予緋かぶ / ブロッコリー /チーマディラーパ / キャベツ / パクチー / ルッコラ 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

水掛菜 / 黒田五寸にんじん / ほうれん草 / コールラビ

水掛菜は「みずかけな」と読みます。

田んぼで育てる葉物で富士の流水を活かした伝統野菜です。

凍てつく寒さで畑の野菜が凍る季節でも、田んぼの水掛菜に富士の流水を掛け流すことで茎の下の方が凍らずにすみます(富士山の湧水は年間を通して約13度で一定なのだとか)。

そうやって凍らずに守られて、かつ寒さにあたることで冬の野菜としての味わいを出します。

食べ方は小松菜などと同じです。

エグ味が無い野菜ですので、炒め物、お味噌汁、お漬物、チャーハン、サラダに生で少し混ぜてもOKです。

 

黒田五寸にんじんは固定種の農家さんが好んで育てています(月田商店まわりでは)。

味が濃く人参本来の味わいを感じさせてくれます。

さらに山梨県都留市は寒さがあるため甘味が出ます。

サラダでも煮物でもキンピラでも。

 

ほうれん草は寒さに当たって地べたに這う様に育った本格派です。

その甘さと味わいを楽しんでください。

見た目に反してサラダでも食べられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ 島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

善光寺さといも / 冬瓜 / カボチャ(品種 : かちわり) / 紅はるか(サツマイモ、ねっとり系)/ 生姜

島村農園さんの畑は歴史的に農薬が入ったことがない(風で飛んでくることはあるかもしれませんが)希少な土地です。

初代から無農薬、そして3代目です。

 

善光寺里芋は美味しいのに見た目が不恰好でカタチがそろわないために希少種と言われています。

島村農園さんでは善光寺里芋を毎年つくっていてファンがいます。

季節の途中から違う品種に切り替わるため、是非今のうちに一度は食べてみて欲しいです。

 

カボチャはカチワリという品種でホクホクとネットリの間くらいのちょうど良い時季かと思います(気持ちネットリ寄りかも?)、甘さがあり美味しいと思います。是非煮物で。

 

生姜の無農薬は全国的にも珍しく有難い。

生姜は特有の細菌が畑に繁殖しがちで、そうなると生姜が作れなくなるとのことで土の中に殺菌剤を入れるのが一般的だとか。

なので無農薬の生姜は希少なのです。

そのためか、島村さんの生姜は経験上なかなかカビません。

使う量だけ折って、折り口も裸でキッチン脇に置いてください(ラップして冷蔵庫だとカビるかも)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ 小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみ蓮根

 

先代(父)から引き継いで、息子さんと母親のお二人で蓮根畑を守っています。

かなすみ蓮根(正確にはかなすみ8号)は表面が黄色くなりやすく見た目で敬遠されやすい。

また形もふぞろいなことで機械堀りが難しい。

そうした理由で作り手が激減したのだとか。

小塙さんは「美味しい」を優先して先代に引き継いで育てています。

 

蓮根は数珠つなぎに育ちます。

大きな根元の節がおじいちゃんおばあちゃん、

ついでお父さんお母さん、

さらに子供たち、

1番先端の爪の様なものがお孫さんです(ちゃんと穴が8つ空いています)

 

蓮根は根元ほど味が深く、先端ほど瑞々しい。

ですので、根元は煮物やステーキ、先端ほどキンピラや酢バスにオススメです(もちろん好みです)。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ 中西里志さん(北海道常呂郡訓子府町)

長芋

ネバネバの大和芋ではなく、サラサラの方です。

生で千切りでも良し、グリルやステーキにする場合はガスの火などでヒゲを焼いて、皮ごとお使い頂くと楽で美味しくて栄養価にも期待できます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ 自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

先週、瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。

お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。

稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。

鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。

鶏さんたちも人懐っこい感じです。

ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。

 

【価格について】

12月から1個90円になっています。

資材や運搬にかかる費用の高騰によるものです。

品質を下げて価格を維持するか、品質を保って価格を上げるか、自然恵みファームズさんは品質を保つ選択をされました。

個人的にはその方が良い選択だと考えています。

とは言え、ふところは大事ですので、卵は食べたいけれど妥協案は無いか、そうした相談はお寄せください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▪︎ 北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。

そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。

干し場に除草剤を使っていないので安心です。

葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海の精

 (東京都大島町、伊豆大島)

▪︎ 自然海塩 (あらしお) 240g入 648円

 海にはボクたちの身体に必要なすべてのミネラルが含まれていると言われています。

 というより、海のミネラルを包み込むカタチで最初の生き物が誕生した名残と言われています※ 。

 塩は塩化ナトリウムではなく、塩は「母なる海のエキス」。

伝統的な塩づくりを守っています。

 煮物、スープ、お漬物など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません。

※ 詳しくは食のそもそも話30と31をご参照ください(野菜のあれこれにアーカイブ)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼までにLINEで受付→引渡しは土曜日に蜻蛉さんにて)

1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。

湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。

【ササニシキについて】

昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。

純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。

(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)

✳︎

コシヒカリ玄米

2kg   ¥1720      ( kg単価¥860 )

3kg   ¥2460     ( kg単価¥820 )

5kg   ¥4000     ( kg単価¥800 )

10kg ¥7800      ( kg単価¥780 )

✳︎

コシヒカリ白米

2kg   ¥1840       ( kg単価¥920 )

3kg   ¥2650       ( kg単価¥883 )

5kg   ¥4250       ( kg単価¥850 )

10kg ¥8300       ( kg単価¥830 )

✳︎

ササニシキ玄米

2kg   ¥1950       ( kg単価¥975 )

3kg   ¥2850       ( kg単価¥950 )

5kg   ¥4660       ( kg単価¥932 )

10kg ¥8900       ( kg単価¥890 )

✳︎

ササニシキ白米

2kg   ¥2080       ( kg単価¥1040 )

3kg   ¥3060       ( kg単価¥1020 )

5kg   ¥5000       ( kg単価¥1000 )

10kg ¥9500       ( kg単価¥950 )

✳︎

【ご予約について】

ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください(お問合せ080-3550-8083)

✳︎

【配達について】

10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)

▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。

▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇‍♂️

✳︎

【ご購入の限度について】

おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。

車載の限度などの諸事情。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

▪︎ 昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

▪︎ すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

▪︎ すべて農薬を使っていません。

 ※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。また雨不足が続いたときに水道水(塩素)を使う場合があります。

▪︎ 農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

✳︎

月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

✳︎

埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

✳︎

山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

✳︎

元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

✳︎

枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。