2月17日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日の販売メニューはこちら🌱
今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。
毎週土曜日はこちらに居ます。
時 間 : 15時〜18時
場 所 : 練馬区田柄5-14-12
※ 車でお越し頂いても大丈夫です。
広い路地裏です。
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今日のメニュー
(下に下に行くと、ちょこっと解説あります)
【昔ながらの守り人(もりびと)たち】
「ゆっくり」を大切にしています。
野菜はすべて農薬を使っていません(※ )
さらにはタネからこだわる農家さんたちが多く今ではほとんど作られることがない固定種 / 在来種が全体の8割〜9割です。
自家採種(農家さん自前のタネ)の野菜もあります。
月田商店は伝統野菜専門店と言えるかもしれません。
※ 近隣の農薬が風で飛んでくる可能性はあります。
▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)
※ 季節の変わり目、畑の様子で収穫できないものもあるかと思います🙇♂️
大根 / 紅芯だいこん / 白菜 / 小松菜 / ほうれん草 / みやまコカブ / ナバナ / パクチー / じゃがいも(デジマ) / ヤーコン / わんぱく人参 / 生の大豆(青山在来) / 3種米(農林48号、ヒメノモチ、赤米を3種混合で育てた逸品)
▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)
切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)
1袋400円
▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)
五穀ごはんの素(雑穀5種、すべて自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種) / たかきび(自家採種) / 黒豆(自家採種)
雑穀は基本、白米3合炊きに大さじ2杯を入れるイメージです🌱(この分量でしたらお水はいつもの加減でまずは試してみてください)
▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)
ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / 紅菜苔 / ブロッコリー / 金町こかぶ / たけのこ白菜 / 山東菜 / 子持ち高菜 / ルッコラ / レタス / ワサビナ / 紅法師水菜 / 長ネギ(細) / 春菊 / 碧南紅五寸にんじん(細) / ローリエ(月桂樹)
▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)
善光寺さといも / すずほっくり(ホックリ系サツマイモ) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ
▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)
水掛菜(みずかけな) / 黒田五寸にんじん / ほうれん草
▪️野村農園さん(岐阜県高山市金桶)
レタス、山盛り届きます♪
▪️小塙さん(茨城県小美玉市)
かなすみ蓮根
▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)
平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)
▪️北産さん(北海道浜中町)
浜中昆布(除草剤不使用)
ほか
では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。
群馬県、千葉県、山梨県、岐阜県からは直送で届きます。
販売メニューのちょこっと解説はずっと下にスライドしてください🌱
農家さんの説明も書いていまして、脱線気味です。
まあ、店頭で野菜の説明をしていますので文字が億劫な場合は直接そこで♪
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食のそもそも話について📗
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ボクが学校で教わった2つの大切なこと。
▪️勉強は「きほん」の「き」が ” 1番 ” 大切
▪️は!。「理解」したことは一生忘れない。
食のそもそも話は老若男女の「元気」のために書いています。
子育て中のお父さんお母さん、さらに野菜や発酵などに興味を持ち始めたお子様、だけでなく、老後を元気に生き抜く「知恵」を手に入れたいとする方、多くの方に必要なのは ” 目利き ” だと思うのです。
食の情報は乱れています。
表の言葉を信じてしまいがちですが、「きほん」の「き」を押さえておけば選択肢はシンプルになります。
食のそもそも話は八百屋の視点で見聞きしてきたことを整理して、食の目利きの体系的な教科書を作れないだろうか?という試みでもあります。
専門家でもなく研究者でもない、八百屋だからこそ出来ることではないかと信じています。
(専門書は書き方が難しく、分野も分かれている)
食のそもそも話はシリーズで100話を予定していましたが、おそらく150〜200話ほどになりそうです。
すべて野菜のあれこれコーナーに貼り付けてありますが、過去に書いたものほど読みにくく、文章も雑かもしれません。
いったん全部を書き終えてから自身で修正していきます。
文字を読むのが苦手という方は光が丘にて不定期に開催する勉強会に是非ご参加ください。
( 次回の日時は未定ですが、4月頃の金曜日、農薬と化学肥料のそもそも話、無肥料栽培の意味、などを考えています。)
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食のそもそも話44 ✳︎ 塩でミネラルは摂れる? にがりの「本領」(後編)
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塩については様々な誤解があると思います。
海に囲まれた日本が塩に苦労してきた歴史、そして何故か広がった岩塩・天日塩信仰(このふたつにミネラルはほとんど含まれていません)。
ミネラルについて、ボクが生きている間はずっと伝道師になりますので文字を読むのが億劫な方は不定期に行う勉強会に是非ご参加ください🌱
さて、今回が「にがり」について書きたかった1番のお話です。
その前にちょっとだけ整理しますね。
(くわしくはアーカイブを)
▪️自然海塩は素晴らしい。
▪️だけれど自然海塩だけではミネラルは足りない。
▪️海藻、玄米、良質の野菜や肉も必要。
▪️でもでも!全部そろえるのは難しい、、
▪️そこで「にがり」がある。
こんな流れですね。
「にがり」は海水から塩を取り出した残りの液体です。
海水 − 塩 = にがり
です。
海水には80種類以上のミネラルが含まれていて、ダーウィンの進化論いわく海水から「ご先祖」が生まれ陸に上がったと言われている。
そして今もなお、ボクらの身体の分布は海のミネラル分布と似ていると言われています。
生きるエネルギーとして使われ、食べ物から補う必要があるミネラル。
80種類以上のミネラルが全部塩になってくれれば良かったのですが、どうやらそうではないらしい。
であれば、「にがり」を毎日飲めば良い。
と、なりそうですが、実はそう上手くいかない事情があります。
一般的な「にがり」にはマグネシウムが残っています。
塩にする過程でマグネシウムを全部塩(結晶化)にしてしまうと苦味の原因になることから、自然海塩の各メーカーは途中までマグネシウムを塩にして(マグネシウムは旨味でもある)、途中からは「にがり」の方に残します。
マグネシウムは不足しがちなミネラルのひとつとも言われているので、この「にがり」を摂ることはとても良いことの様に見えます。
ただですね。
マグネシウム、カルシウム、カリウムなどは、言っても他の食材で摂れます。
コンビニやレトルト食品生活ならいざ知らず、海藻や玄米など、食事に気をつけている方は必要な分を摂取できている可能性があります。
ここでお話したいのは、今の食の世界でいちばん心配なのは、その先、超微量ミネラル群(約60種)です。
最後まで塩(結晶化)にならないミネラルたちです。
「にがり」を飲んで(あるいは食事に混ぜて)超微量ミネラル群を必要量とろうとした場合、逆にマグネシウムを摂りすぎになってしまうかもしれません。
(蛇足)
約15種類の主要ミネラルで育てた野菜、それをエサとして食べた畜産(肉、卵、乳)、海のものを除いて、陸の農薬食材には超微量ミネラル群(約60種)がほとんど無いはずです。
月田商店の野菜たちをはじめ、世のオーガニック食材(ピンキリあり)には超微量ミネラル(約60種)が期待できると思います。
(ミネラルは自然の中で巡っていると言われています。枯れ葉、糞、死骸、微生物)
が、やはり海のバランスには敵いません。
ボクらが海で生まれてきたらからです。
(本題)
その海のミネラルバランスを摂ろうとした時に、マグネシウムが邪魔になります。
(なぜ?太古の海と現代の海のバランスの変化とも言われています)
約60種の超微量ミネラル群を十分に狙うなら、にがりをさらに煮詰める必要があります。
やはり具体例を出さなければ話が進まないと思うので、商品名を出します。
海水を100倍濃縮ものに海の精さんの「海の調べ」があります。
例えれば海水1000リットルが10リットルになるまで煮詰めたときの「にがり」です。
ここにはまだマグネシウムが残っています。
そして超微量ミネラル(約60種)もあります。
次に、海水を1000倍濃縮した「海の素」があります。
こちらは海水1000リットルが1リットルになるまで煮詰めています。
ここにはマグネシウムは少し残っていますが多くはありません。
そして超微量ミネラル(約60種)もあります。
「最強のにがり」とはこうした超濃縮した「にがり」のことです。
ちょうど足りないところを、ちょうど足してくれる。
個人的には「健康寿命延命アイテム」と呼んでいます。
さて、にがりの話もこんなところでしょうか。
次回は海の話に補足があれば何話か書かせて頂き、4月頃からは「土の話」「植物の話」夏頃から「発酵の話」秋冬に「遺伝子の話(ゲノム編集など)の予定です。
多分、予定通りにはいきません🙇♂️
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今日の販売メニューのちょこっと解説🌱
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︎▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)
※ 季節の変わり目、畑の様子で収穫できないものがあるかと思います(野菜が花に変化していく時季)
大根 / 紅芯だいこん / 白菜 / 小松菜 / ほうれん草 / みやまコカブ / ナバナ / パクチー / じゃがいも(デジマ) / ヤーコン / わんぱく人参 / 生の大豆(青山在来) / 3種米(農林48号、ヒメノモチ、赤米を3種混合で育てた逸品)
横山さんは子供のころから家庭菜園をやっていました。
自然が好きだったのですね。
その後編集者の仕事をして、自身でも編集社を立ち上げて。
20年ほど前に趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏(※1 )の野菜を食べた時に、
「自分でもこんな野菜を作ってみたい!」
そうして編集のかたわらで農業を始め、今では農業一本で自然と向き合っています。
野菜と野菜の間には草が生え、自然にタネがこぼれた場所もそのまま育てる。
ビニールマルチを使わないのは微生物たちを幅広くデザインするため。
例えば空気が好きな微生物たちは土の上に、空気が嫌いな微生物たちは土の中に暮らしていますが、ビニールマルチではなく天然マルチ(主に稲わら)を使うことでミミズやモグラが開けた穴(空気がある)にも空中の微生物たちが引っ越していって、微生物たちが混ざって織りなす世界が出来ます。
「多様性」
化学肥料では作り出せないさまざまな栄養素(超微量ミネラル群)を作り出している(理屈では)。
実際、横山さんを始めゆっくり育った野菜には味が濃いものや、濃くはないけれど優しい感じで何故かまた食べたくなる、そうした感想が生まれます。
舌と身体が欲しい栄養素を見極めて「味覚」になっているのだと信じています。
大根は10年?ほどタネとりを繰り返している大根です。
宮重大根、聖護院大根、赤大根、このあたりが自然に混ざっていて楽しい。
基本、食べ方は一般的な大根と同じレシピで大丈夫です。
お味噌汁、煮物、おろし、サラダなど。
紅芯大根はいつもはもっと大きく育つのですが、今年の横山さんの紅芯大根は小粒です。
うまく大きく育ちませんでした。
多分気候変動です。
ただ、小さな紅芯大根は、半分に切って炒めると美味しいと思います。
生で食べるシャキ感とは別の楽しみをくれます。
横山さんのヤーコンは皮に香りがあると言われます。
それは苦味とも混ざっているのでむいてしまう方もいると思います。
ただ、皮には栄養もあるはずですので、もし良かったら皮ごと千切りにしてキンピラにしてみてください。
【ヤーコンのキンピラ】
ごま油、ヤーコン(皮ごと)、醤油、七味唐辛子(少々)、これでキンピラの完成です。
※ 味醂は要りません(ヤーコンが甘い)
※ 水にさらす必要もありません。
※ ヤーコンは黒い部分が出来やすい野菜ですが、ポリフェノールですので食べてOKです。
大豆もとてもオススメです。
青山在来という埼玉県の西の方に伝わる伝統大豆です。
横山さんは友人と一緒に10年以上タネをつないできました。
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▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)
切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)1袋400円
※ 一般に年末年始にスーパーなどに並ぶ三浦大根はF1種の三浦大根です。固定種の昔ながらの三浦大根はとても希少。
三浦大根は煮崩れしにくいため煮物やおでんにするのがオススメです。
硬めの大根ですので1日目は少し硬く、残して置いて2日目、3日目がとても美味しい。
煮崩れしにくいのは身が締まっているためで、温めて冷ましてを繰り返し味を染み込ませた三浦大根は食感もきめ細かく最高です。
切干し大根はこころファームさんが育てた固定種の三浦大根を手作りで切干し大根にしました。
味が濃く食感もしっかりしています。
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▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)
五穀ごはんの素(雑穀5種、すべて自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種) / たかきび(自家採種) / 黒豆(自家採種)
横山秀男さんがご紹介くださったご夫婦です。
小学生のチビちゃん2人はいつも畑で遊んでいます。
この畑は周りの数人の農家さんも無農薬ですので草が生えていても文句を言われない、素晴らしい場所です。
北村さんご夫妻は機械を極力使わずにクワで畑を耕していたり、なるべく耕さなかったり、自然環境のこともありますし、土に暮らす生きものたちを大切にしています。
五穀ごはんの素、古代赤米は、白米のごはん(もちろん玄米でもOK )を炊くときに、例えば3合炊きの場合ならカレースプーン2杯ほどを入れて一緒に炊いてみてください。
とても美味しいと思います。
黒豆は先輩の農家さんが自家採種していたものを分けてもらい、以来のっぽさんが自家採種をしていて品種はもう分からないそうですが、甘さがあり美味しい黒豆です。
一晩水に浸して置いてから煮るだけです。
それをサラダに入れたり、ポテトサラダに混ぜたり、カレーにひそませたり、お弁当の片隅に置いたり、1度タッパーに作っておいて数日で無くなると思います。
タカキビはお肉の代わりに重宝されます。
苦味があるので15分煮てからお湯を捨て、再度お水を入れて(※ )20分ほど煮て、煮汁が無くなってきたらフタをしてさらに20分蒸らすと完成です。
お団子にしたりハンバーグにしたり、お肉代わりのメニューにどうぞ。
※ このときの水の目安はタカキビの深さと同じくらい水が上にでる様に。
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▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)
ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / 紅菜苔 / ブロッコリー / 金町こかぶ / たけのこ白菜 / 山東菜 / 子持ち高菜 / ルッコラ / レタス / ワサビナ / 紅法師水菜 / 長ネギ(細) / 春菊 / 碧南紅五寸にんじん(細) / ローリエ(月桂樹)
のっぽファームさん(北村さんご夫妻)がご紹介してくださった農家さんです。
東洋医学の世界にも造詣が深く、その後に農業に転身。
好奇心の広い坂本さんは日本の伝統野菜だけでなく西洋の伝統野菜も育てています。
ほうれん草は冬の野菜なので甘さがあるのですが、そろそろ季節の移り目かと思います。
先週、今週、来週、おそらく味わいに変化が出てくると思います🧐
ちぢみ小松菜も味わいがある小松菜です。
炒め物、スープ、塩揉み、餃子、お好み焼き、何でもOKかと思います。
紅菜苔(こうさいたい)は赤紫色の菜の花です。
油との相性で炒め物が良いと思います。
生でもサクサク食べられますのでサラダの色合いにもなると思います。
(ただ、生だと気持ち味に青さがあり、やはり炒めた方がより美味しいと思っています)
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▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)
善光寺さといも / しょうが / すずほっくり(ホックリ系サツマイモ) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ
三里塚は昔は森だったそうです。
戦時中に移り住んだ先人たちが機械が無いために人力で木を抜いて開墾して畑にしたのだと聞きました。
島村農園さんは当時からずっと農薬を使っていません。
畑に使う鶏糞や豚糞も自前で飼育していて、彼らにも無農薬の野菜を与えて循環しています。
善光寺里芋はカタチが揃わないことで作り手がほとんどいない里芋です。
ネットリとして味わいもあります。
人気の里芋です。
生姜は実は一般的にな農薬が必須とされています。
理由は生姜特有?の細菌が土の中に繁殖することがあり、一度そうなってしまうとその畑では生姜を作れなくなると言われています。
ですので少なくとも日本では生姜は農薬を使うものとされています。
島村農園さんでは毎年毎年、無農薬で生姜を作ってくださいます。
しかも元気なためかカビが生えることはあまりありません(裸で置くのがコツ)。
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▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)
水掛菜(みずかけな) / 黒田五寸にんじん / ほうれん草
水掛菜は極寒にあたりながらも冬を生き抜く知恵です。
田んぼ(最初は水無し)に水掛菜を植えて、ある程度育った12月に富士山から流れてくる水を田んぼに掛け流します。
富士湧水は1年間ずっと13度ほどで一定温度なので、水掛菜の上は極寒でも、下が暖かく守られるために野菜として生き抜いてくれる。
冬でも緑色の野菜を食べる。
昔の人の知恵です。
水掛菜を豚肉と炒めたらとても美味しいと言われました。
また、スープにするとこの野菜の威力が分かるとも言われたことがあります。
水掛菜は万能です。
炒め物、チャーハン、餃子、お味噌汁、お漬物。
甘さが無く、前に出てくるタイプだとは思いませんが、他の食材とも相性が良いのではないかと思います。
様々な料理のパートナーとしてお使い頂ける野菜だと思います。
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▪️野村農園さん(岐阜県高山市国府町)
レタスが山盛り届きます♪
野村農園の野村美也子さんは月田商店立ち上げ初日に偶然(運命?)出会った農家さんです。
「タネには記憶がある」と教えて頂いたときは、
「はて?」と思ったのを覚えています。
その次の日には横山秀男さんと出会い、北村さん(のっぽファーム)と出会い、坂本さん(オルト・グラッツィア)と出会い、こころファームさんと出会い、天野さん(ベジガーデン佑喜)と出会い、皆様に色々と教えて頂きました。
あ、話が脱線しましたね。
野村農園さんのことはまた次回🙇♂️
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▪️小塙さん(茨城県小美玉市)
かなすみ蓮根
先代(父)から引き継いで、息子さんと母親のお二人で蓮根畑を守っています。
かなすみ蓮根(正確にはかなすみ8号)は表面が黄色くなりやすく見た目で敬遠されやすい。
また形もふぞろいなことで機械堀りが難しい。
そうした理由で作り手が激減したのだとか。
小塙さんは「美味しい」を優先して先代に引き継いで育てています。
蓮根は数珠つなぎに育ちます。
大きな根元の節がおじいちゃんおばあちゃん、
ついでお父さんお母さん、
さらに子供たち、
1番先端の爪の様なものがお孫さんです(ちゃんと穴が8つ空いています)
蓮根は根元ほど味が深く、先端ほど瑞々しい。
ですので、根元は煮物やステーキ、先端ほどキンピラや酢バスにオススメです(もちろん好みです)。
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▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)
平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)
昨年の12月に瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。
お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。
稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。
鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。
鶏さんたちも人懐っこい感じです。
ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。
【価格について】
昨年12月から1個90円になっています。
資材や運搬にかかる費用の高騰によるものです。
品質を下げて価格を維持するか、品質を保って価格を上げるか、自然恵みファームズさんは品質を保つ選択をされました。
個人的にはその方が良い選択だと考えています。
とは言え、ふところは大事ですので、卵は食べたいけれど妥協案は無いか、そうした相談はお寄せください。
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▪️北産さん(北海道浜中町)
浜中昆布(除草剤不使用)
太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。
そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。
干し場に除草剤を使っていないので安心です。
葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。
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海の精(東京都大島町、伊豆大島)
▪️自然海塩 (あらしお) 240g入 648円
海にはボクたちの身体に必要なすべてのミネラルが含まれていると言われています。
というより、海のミネラルを包み込むカタチで最初の生き物が誕生した名残と言われています※ 。
塩は塩化ナトリウムではなく、塩は「母なる海のエキス」。
伝統的な塩づくりを守っています。
煮物、スープ、お漬物など「溶かす」料理に。
逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません。
※ 詳しくは食のそもそも話30と31をご参照ください(野菜のあれこれにアーカイブ)。
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有機農園 ねぎぼうず
(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)
新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼までにLINEで受付→引渡しは土曜日に蜻蛉さんにて)
1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。
湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。
【ササニシキについて】
昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。
純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。
(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)
コシヒカリ玄米
2kg ¥1720 ( kg単価¥860 )
3kg ¥2460 ( kg単価¥820 )
5kg ¥4000 ( kg単価¥800 )
10kg ¥7800 ( kg単価¥780 )
コシヒカリ白米
2kg ¥1840 ( kg単価¥920 )
3kg ¥2650 ( kg単価¥883 )
5kg ¥4250 ( kg単価¥850 )
10kg ¥8300 ( kg単価¥830 )
ササニシキ玄米
2kg ¥1950 ( kg単価¥975 )
3kg ¥2850 ( kg単価¥950 )
5kg ¥4660 ( kg単価¥932 )
10kg ¥8900 ( kg単価¥890 )
ササニシキ白米
2kg ¥2080 ( kg単価¥1040 )
3kg ¥3060 ( kg単価¥1020 )
5kg ¥5000 ( kg単価¥1000 )
10kg ¥9500 ( kg単価¥950 )
【ご予約について】
ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください。
【配達について】
10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)
▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。
▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇♂️
【ご購入の限度について】
おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。
車載の限度などの諸事情。
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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み
▪️昔ながらの野菜が8割〜9割。
固定種 / 在来種 / 自家採種
▪️すべて化学肥料を使っていません。
※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。
▪️すべて農薬を使っていません。
※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。本来でしたら農薬を使って良いのは風が弱い日と決まっているそうですが、実際にはそれは必ずしも守られていない様です(日本では)。
また雨不足が続いたときに水道水を畑にまく場合があります。
水道水に含まれる塩素は微生物を殺してしまうこともあり、農家さんとしても本来ならば使いたくは無いはずです。
有機JAS認証を取得している農家さんは水道水は禁止だったはずです。
ただ、月田商店としましては今の気候変動と野菜と人間の関係を考えて、背に腹はかえられない思いで許容しています。
▪️農家さんと直接契約した野菜たちです。
埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。
月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。
そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。
タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。
濃香な味わいが楽しめます。
埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。
山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。
元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。
昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。
それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。
枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。
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※ 1 趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏
昔の韓国では無農薬の農業には政治的な圧力があったそうです。
そこで趙漢珪氏は日本に来ました。
自身の農業論を実践しながら日本で3人の先生に出会いさらに農業の深みを知ったとのこと。
韓国の政治が落ち着いたのちに帰国、「自然農業」を立ち上げ今では韓国の無農薬の大家になっています。