2月24日(土)光が丘 蜻蛉さんにて販売 今日のメニューはこちら🌱

 

今日も居酒屋 蜻蛉(とんぼ)さんの駐車場をお借りして販売させて頂きます。

毎週土曜日はこちらに居ます。

時 間 : 15時〜18時

場 所 : 練馬区田柄5-14-12

 

※ 車でお越し頂いても大丈夫です。

広い路地裏です。

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今日のメニュー

(下に下に行くと、ちょこっと解説あります)

 

【昔ながらの守り人(もりびと)たち】

野菜はすべて農薬を使っていません(※ )

さらにはタネからこだわる農家さんたちが多く今ではほとんど作られることがない固定種 / 在来種が全体の8割〜9割です。

自家採種(農家さん自前のタネ)の野菜もあります。

月田商店は伝統野菜専門店と言えるかもしれません。

※ 近隣の農薬が風で飛んでくる可能性はあります。

 

 

▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

※ ほかにも収穫できるものがあれば収穫してくださいますが、今朝の日高市の温度はマイナス、畑が凍り具合と溶け具合しだいです🧐

ほうれん草 / 紅芯大根 / 生の大豆(青山在来) / 3種米(農林48号、ヒメノモチ、赤米を3種混合で育てた逸品)

 

 

▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)

切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)

1袋400円

 

 

▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

五穀ごはんの素(雑穀5種、すべて自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種)  / 黒豆(自家採種) 

雑穀は基本、白米3合炊きに大さじ2杯を入れるイメージです🌱(この分量でしたらお水はいつもの加減でまずは試してみてください)

 

 

▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

菜花 / ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / 紅菜苔 / ブロッコリー / 金町こかぶ / 山東菜 / 子持ち高菜 / ルッコラ / レタス / わさび菜 / 紅法師水菜 / 長ネギ(細) / 春菊 / 碧南紅五寸にんじん(細) / ローリエ(月桂樹)

 

 

▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

千葉丸(さといも) / すずほっくり(ホックリ系サツマイモ) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ / 寒玉きゃべつ

 

 

▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

黒田五寸にんじん / ほうれん草

 

 

▪️野村農園さん(岐阜県高山市金桶)

レタス、山盛り届きます♪

 

 

▪️小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみ蓮根

 

 

▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

 

▪️北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

ほか

 

 

では、今日も埼玉県飯能市・日高市の昔ながらの野菜たちをもらって来ます。

群馬県、千葉県、山梨県、岐阜県からは直送で届きます。 

販売メニューのちょこっと解説はずっとずっと下にスライドしてください🌱

農家さんの説明も書いていまして、脱線気味です。

まあ、店頭で野菜の説明をしていますので文字が億劫な場合は直接そこで♪

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食のそもそも話について📗

 

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ボクが学校で教わった2つの大切なこと。

 

 

 

▪️勉強は「きほん」の「き」が ” 1番 ” 大切

▪️「は!そういうことか!」理解したことは一生忘れない。

 

 

 

食のそもそも話は老若男女の「元気」のために書いています。

子育て中のお父さんお母さん、さらに野菜や発酵などに興味を持ち始めたお子様、だけでなく、老後を元気に生き抜く「知恵」を手に入れたいとする方、多くの方に必要なのは ” 目利き ” だと思うのです。

 

 

食の情報は乱れています。

間違って情報発信されていたり、ブラックボックスになっていたり。

宣伝文句を見たときには表の言葉を信じてしまいがちですが、「きほん」の「き」を押さえておけば ” 目利き ” で選択肢を絞れます。

 

 

食のそもそも話は八百屋の視点で見聞きしてきたことを整理して、食の目利きの体系的な教科書を作れないだろうか?という試みでもあります。

専門家でもなく研究者でもない、八百屋だからこそ出来ることではないかと信じています。

(専門書は書き方が難しく、またそれぞれに分野も分かれています。こと食の根本を調べようとするといくつものジャンルの知識を必要とします)

 

 

食のそもそも話はシリーズで100話を予定していましたが、おそらく150〜200話ほどになりそうです。

ほぼ毎週1話ずつ書いていて、すべて野菜のあれこれコーナーに貼り付けていきます。

文章の組み立てがいまいちかもしれず、過去に書いたものほど読みにくいかもしれません。

いったん全部を書き終えてから自身で修正していきます。

 

 

文字を読むのが苦手という方は光が丘にて不定期に開催する勉強会にも是非ご参加ください。

( 次回の日時は未定ですが、4月頃の金曜日、農薬と化学肥料のそもそも話、無肥料栽培の意味、などを考えています。にがりと塩の話もやはり大切かも、、)

 

 

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食のそもそも話45 ✳︎ にがりを ” 正しく ” 使い分けよう 〜 死亡事故が2度と起きないために 〜

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数回に分けて「にがり」を健康アイテムとして書いてきましたが、注意しなければいけないことがあります。

過去に誤って死亡事故が起きていますが、これから先もこうしたことは起こるかもしれません。

 

 

 

「にがり」を飲んで死亡事故につながった記事を読みましたが、死因は「高マグネシウム血症」「高カルシウム血症」とのことです。

つまりマグネシウム、カルシウムが致死量を越えてしまったわけです。

当時はにがりブームで「にがりダイエット」という言葉もあったようですね。

正しい ” 目利き ” で同じことが起きないように願います。

 

 

 

まず、にがりを3種類に分けましょう。

 

 

①豆腐にがり 加工用

②一般にがり 栄養補給用 

③最強にがり 栄養補給用

 

 

 

死亡事故につながったのは、おそらく①豆腐にがりを飲んだものだと推察します。

理由は「豆腐にがり」が1番安いからです。

②一般にがりも安いのですが、小瓶に入っていますのでガブ飲みする様にはパッケージングされていません。

ですので、おそらく①だと思います。

①②③の中身を整理して「にがり」を暮らしに役立てて欲しいです。

あくまで、どれも良いものです。

 

 

①豆腐にがり

海水− 塩  =  豆腐にがり

 

 

豆腐を作るための「にがり」です。

豆乳を固めるためにマグネシウムが豊富に入っています。

海の精さんの「海精にがり」を例にとると、

100ml中にマグネシウムが5700mg

このあたりなら「豆腐にがり」だと判断しましょう。

加工用であって、飲むものではありません。

 

 

 

②一般にがり

豆腐にがりを調整したもの。

豆腐にがりさらに少し煮詰めてマグネシウムを少し取り除いたり(結晶化して沈む)、塩を少し足したりする様ですね。

 

 

海の精さんの「海の調べ」を例にとると、

100ml中にマグネシウムが4000mg

 

 

このあたりを一般にがりと考えて良いと思います。

身体に良いものとして調整されています。

マグネシウム、カルシウムの摂りすぎは身体に毒だとしても、現代は逆に不足しがちと言われています。

お付き合いのしかたです。

マグネシウム、カルシウムなどの不足分を補うために数滴ずつ暮らしに混ぜることをオススメします(それぞれの商品説明にしたがってください)。

 

 

 

③最強にがり

一般にがりを超えて、さらに10分の1くらいまで煮詰めたもの。

ここにはマグネシウムやカルシウムはほとんど残っていません(結晶化して底に沈む)。

結晶化しない約60種の超微量ミネラルたちが一般にがりよりも10倍入っていると考えましょう。

海の素を例にとると

50cc中にマグネシウムが62900ppm

→ 他と同じ風に書き直すと、

100ml中に約126mg

ここにはマグネシウムがほとんどありません。

 

 

【まとめ】

▪️現代に超不足している超微量ミネラル群60種を摂るためにはこうした最強にがりを。

▪️マグネシウム、カルシウムなどを補うには一般にがりを。

▪️豆腐づくりには豆腐にがり(安くて大袋)を。

 

そんな風ににがりとお付き合いしていくのが良いと思います。

 

 

「にがり」は苦汁と書きます。

苦味の正体はマグネシウム(旨味でもあります)ですので本来はガブ飲みできるものではないと思うのですが、お子様がいるご家庭では念の為に置き場所を注意した方が良いのかもしれません。

 

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今日の販売メニューのちょこっと解説🌱

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︎▪️横山秀男さん(埼玉県日高市女影)

※ ほかにも収穫してくださるかと思いますが、今朝の温度はマイナス。畑も凍っていたら収穫が困難な場合があります。

 

ほうれん草 / 紅芯大根 / 生の大豆(青山在来) / 3種米(農林48号、ヒメノモチ、赤米を3種混合で育てた逸品)

 

 

横山さんは子供のころから家庭菜園をやっていました。

自然が好きだったのですね。

その後編集者の仕事をして、自身でも編集社を立ち上げて。

20年ほど前に趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏(※1 )の野菜を食べた時に、

「自分でもこんな野菜を作ってみたい!」

そうして編集のかたわらで農業を始め、今では農業一本で自然と向き合っています。

野菜と野菜の間には草が生え、自然にタネがこぼれた場所もそのまま育てる。

ビニールマルチを使わないのは微生物たちを幅広くデザインするため。

例えば空気が好きな微生物たちは土の上に、空気が嫌いな微生物たちは土の中に暮らしていますが、ビニールマルチではなく天然マルチ(主に稲わら)を使うことでミミズやモグラが開けた穴(空気がある)にも空中の微生物たちが引っ越していって、微生物たちが混ざって織りなす世界が出来ます。

「多様性」

化学肥料では作り出せないさまざまな栄養素(超微量ミネラル群)を作り出している(理屈では)。

実際、横山さんを始めゆっくり育った野菜には味が濃いものや、濃くはないけれど優しい感じで何故かまた食べたくなる、そうした感想が生まれます。

舌と身体が欲しい栄養素を見極めて「味覚」になっているのだと信じています。

 

 

 

横山さんのヤーコンは皮に香りがあると言われます。

それは苦味とも混ざっているのでむいてしまう方もいると思います。

ただ、皮には栄養もあるはずですので、もし良かったら皮ごと千切りにしてキンピラにしてみてください。

 

【ヤーコンのキンピラ】

ごま油、ヤーコン(皮ごと)、醤油、七味唐辛子(少々)、これでキンピラの完成です。

※ 味醂は要りません(ヤーコンが甘い)

※ 水にさらす必要もありません。

※ ヤーコンは黒い部分が出来やすい野菜ですが、ポリフェノールですので食べてOKです。

 

 

 

大豆もとてもオススメです。

青山在来という埼玉県の西の方に伝わる伝統大豆です。

横山さんは友人と一緒に10年以上タネをつないできました。

 

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▪️こころファームさん(埼玉県日高市田木)

切干し大根(固定種の三浦大根で作りました)

1袋400円

 

 

※ 一般に年末年始にスーパーなどに並ぶ三浦大根はF1種の三浦大根です。固定種の昔ながらの三浦大根はとても希少。

 

 

切干し大根はこころファームさんが育てた固定種の三浦大根を手作りで切干し大根にしました。

味が濃く食感もしっかりしています。

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▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

五穀ごはんの素(雑穀5種、すべて自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種)  / たかきび(自家採種) / 黒豆(自家採種) 

 

 

横山秀男さんがご紹介くださったご夫婦です。

小学生のチビちゃん2人はいつも畑で遊んでいます。

この畑は周りの数人の農家さんも無農薬ですので草が生えていても文句を言われない、素晴らしい場所です。

北村さんご夫妻は機械を極力使わずにクワで畑を耕していたり、なるべく耕さなかったり、自然環境のこともありますし、土に暮らす生きものたちを大切にしています。

 

 

「五穀ごはんの素」は5種類の雑穀(すべて自家採種※ )のため植物として土地を覚えて馴染んでいく「馴化(じゅんか)」に期待値が高まります。

使い方は簡単です。

白米のごはん(もちろん玄米でもOK )を炊くときに、例えば3合炊きの場合ならカレースプーン2杯ほどを入れて一緒に炊いてみてください。

普段のごはんが、とても美味しくなると思います。

 

 

古代赤米・神丹穂(かんにほ)も使い方は五穀ごはんの素と同じです。

白米に混ぜて炊いてください。

赤米の色が白米にうつり、お赤飯の様な色になります。

そして、とても美味しいです。

こちらも自家採種でタネをつないでいます。

 

 

黒豆は先輩の農家さんが自家採種していたものを分けてもらい、以来のっぽさんが自家採種をしていて品種はもう分からないそうですが、甘さがあり美味しい黒豆です。

一晩水に浸して置いてから煮るだけです。

それをサラダに入れたり、ポテトサラダに混ぜたり、カレーにひそませたり、お弁当の片隅に置いたり、1度タッパーに作っておいて数日で無くなると思います。

こちらも自家採種でタネをつないでいます。

(その過程で品種名はわからなくなりました)

 

 

 

※ 自家採種(じかさいしゅ)・・・タネを自前で採ることをこう表現します。

雑穀やお米の場合は収穫したものを全部脱穀(だっこく)しないで籾(もみ)の状態で翌年まで貯蔵してタネをつないでいきます。

 

 

 

 

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▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

 

菜花 / ほうれん草 / ちぢみ小松菜 / 紅菜苔 / ブロッコリー / 金町こかぶ / 山東菜 / 子持ち高菜 / ルッコラ / レタス / わさび菜 / 紅法師水菜 / 長ネギ(細) / 春菊 / 碧南紅五寸にんじん(細) / ローリエ(月桂樹)

 

 

のっぽファームさん(北村さんご夫妻)がご紹介してくださった農家さんです。

東洋医学の世界にも造詣が深く、その後に農業に転身。

好奇心の広い坂本さんは日本の伝統野菜だけでなく西洋の伝統野菜も育てています。

 

 

ほうれん草は冬の野菜なので甘さがあるのですが、そろそろ季節の移り目かと思います。

今週、来週、おそらく味わいに変化が出てくると思います🧐

 

 

ちぢみ小松菜も味わいがある小松菜です。

炒め物、スープ、塩揉み、餃子、お好み焼き、何でもOKかと思います。

 

 

紅菜苔(こうさいたい)は赤紫色の菜の花です。

油との相性で炒め物が良いと思います。

生でもサクサク食べられますのでサラダの色合いにもなると思います。

(ただ、生だと気持ち味に青さがあり、やはり炒めた方がより美味しいと思っています)

 

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▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

千葉丸(さといも) / すずほっくり(ホックリ系サツマイモ) / 紅はるか(ねっとり系のサツマイモ) / 人参 / 長ネギ / 寒玉きゃべつ

 

 

三里塚は昔は森だったそうです。

戦時中に移り住んだ先人たちが機械が無いために人力で木を抜いて開墾して畑にしたのだと聞きました。

島村農園さんは当時からずっと農薬を使っていません。

畑に使う鶏糞や豚糞も自前で飼育していて、彼らにも無農薬の野菜を与えて循環しています。

 

 

善光寺里芋は季節が終わりました。

今回からは千葉丸という品種です。

味わいがさっぱりとしたネットリ系の里芋です。

 

サツマイモは2種類。

「すずほっくり」はホックリ系で「紅はるか」はネットリ系です。

甘さの原理はデンプン(ホクホク)が ” 糖 ” に変化して甘くなります。

それは貯蔵の過程で少しずつ起こるため1月2月のサツマイモには甘さがあります。

逆にデンプンが無くなっていくためホクホクが減っていて、すずほっくりですら気持ちネットリ系に、紅はるかはさらなるネットリに、そんな時季です。

 

 

 

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▪️ベジガーデン佑喜さん(山梨県都留市)

黒田五寸にんじん / ほうれん草

 

 

黒田五寸人参は固定種を育てる農家さんたちの間では有名な人参のひとつだと思います。

味が濃い人参です。

 

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▪️野村農園さん(岐阜県高山市国府町)

レタスが山盛り届きます♪

 

 

野村農園の野村美也子さんは月田商店立ち上げ初日に偶然(運命?)出会った農家さんです。

「タネには記憶がある」と教えて頂いたときは、

「はて?」と思ったのを覚えています。

その次の日には横山秀男さんと出会い、北村さん(のっぽファーム)と出会い、坂本さん(オルト・グラッツィア)と出会い、こころファームさんと出会い、天野さん(ベジガーデン佑喜)と出会い、皆様に色々と教えて頂きました。

 

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▪️小塙さん(茨城県小美玉市)

かなすみ蓮根

 

 

先代(父)から引き継いで、息子さんと母親のお二人で蓮根畑を守っています。

かなすみ蓮根(正確にはかなすみ8号)は表面が黄色くなりやすく見た目で敬遠されやすい。

また形もふぞろいなことで機械堀りが難しい。

そうした理由で作り手が激減したのだとか。

小塙さんは「美味しい」を優先して先代に引き継いで育てています。

 

 

蓮根は数珠つなぎに育ちます。

大きな根元の節がおじいちゃんおばあちゃん、

ついでお父さんお母さん、

さらに子供たち、

1番先端の爪の様なものがお孫さんです(ちゃんと穴が8つ空いています)

 

 

蓮根は根元ほど味が深く、先端ほど瑞々しい。

ですので、根元は煮物やステーキ、先端ほどキンピラや酢バスにオススメです(もちろん好みです)。

 

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▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

 

昨年の12月に瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。

お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。

稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。

鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。

鶏さんたちも人懐っこい感じです。

ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。

 

 

【価格について】

昨年12月から1個90円になっています。

資材や運搬にかかる費用の高騰によるものです。

品質を下げて価格を維持するか、品質を保って価格を上げるか、自然恵みファームズさんは品質を保つ選択をされました。

個人的にはその方が良い選択だと考えています。

とは言え、ふところは大事ですので、卵は食べたいけれど妥協案は無いか、そうした相談はお寄せください。

 

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▪️北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

 

太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。

そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。

干し場に除草剤を使っていないので安心です。

葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。

 

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海の精(東京都大島町、伊豆大島)

▪️自然海塩 (あらしお) 240g入 648円

 海にはボクたちの身体に必要なすべてのミネラルが含まれていると言われています。

 というより、海のミネラルを包み込むカタチで最初の生き物が誕生した名残と言われています※ 。

 塩は塩化ナトリウムではなく、塩は「母なる海のエキス」。

伝統的な塩づくりを守っています。

 煮物、スープ、お漬物など「溶かす」料理に。

  逆に、炒め物、チャーハン、ステーキの下味、サラダなど「パラパラ」したい時には向きません。

 

※ 詳しくは食のそもそも話30と31をご参照ください(野菜のあれこれにアーカイブ)。

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼までにLINEで受付→引渡しは土曜日に蜻蛉さんにて)

 

1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。

湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。

 

【ササニシキについて】

昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。

純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。

(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)

 

 

コシヒカリ玄米

2kg   ¥1720      ( kg単価¥860 )

3kg   ¥2460     ( kg単価¥820 )

5kg   ¥4000     ( kg単価¥800 )

10kg ¥7800      ( kg単価¥780 )

 

 

コシヒカリ白米

2kg   ¥1840       ( kg単価¥920 )

3kg   ¥2650       ( kg単価¥883 )

5kg   ¥4250       ( kg単価¥850 )

10kg ¥8300       ( kg単価¥830 )

 

 

ササニシキ玄米

2kg   ¥1950       ( kg単価¥975 )

3kg   ¥2850       ( kg単価¥950 )

5kg   ¥4660       ( kg単価¥932 )

10kg ¥8900       ( kg単価¥890 )

 

 

ササニシキ白米

2kg   ¥2080       ( kg単価¥1040 )

3kg   ¥3060       ( kg単価¥1020 )

5kg   ¥5000       ( kg単価¥1000 )

10kg ¥9500       ( kg単価¥950 )

 

 

【ご予約について】

ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください。

 

 

【配達について】

10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)

▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。

▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇‍♂️

 

 

【ご購入の限度について】

おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。

車載の限度などの諸事情。

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

  

 

▪️昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

 

 

▪️すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

 

 

▪️すべて農薬を使っていません。

 ※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。本来でしたら農薬を使って良いのは風が弱い日と決まっているそうですが、実際にはそれは必ずしも守られていない様です(日本では)。

また雨不足が続いたときに水道水を畑にまく場合があります。

水道水に含まれる塩素は微生物を殺してしまうこともあり、農家さんとしても本来ならば使いたくは無いはずです。

有機JAS認証を取得している農家さんは水道水は禁止だったはずです。

ただ、月田商店としましては今の気候変動と野菜と人間の関係を考えて、背に腹はかえられない思いで許容しています。

 

 

▪️農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

 

 

月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

 

 

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

 

 

埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

 

 

山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

 

 

元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。

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※ 1    趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏

昔の韓国では無農薬の農業には政治的な圧力があったそうです。

そこで趙漢珪氏は日本に来ました。

自身の農業論を実践しながら日本で3人の先生に出会いさらに農業の深みを知ったとのこと。

韓国の政治が落ち着いたのちに帰国、「自然農業」を立ち上げ今では韓国の無農薬の大家になっています。