4月7日(日)上町にて販売 今日のメニューはこちら🌱

 

注意)昨日練馬区のマルシェでほとんど売り切れてしまいました。。

今日はとても少ないメニューで申し訳ありません。

 

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月田商店は「昔ながらの野菜」を求めています。美味しくて食卓で会話が広がることがあれば、あるいは暮らしの助けになれれば嬉しいです。

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今日もいつもの場所へお邪魔させて頂きます。

時 間 : 10時30分〜12時

場 所 : 世田谷区世田谷2-14-7

※ カフェYOUR DAILY COFFEEさんの横を入った路地裏です。

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今日の販売メニュー(詳しくは下にスライド)

 

▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

五穀ごはんの素(自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種)

 

▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

キャベツの菜の花 / 子持ち高菜の菜の花 / のらぼう菜

 

▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

葉たまねぎ / 長ネギ

 

▪️野村農園さん(岐阜県高山市金桶)

レタス(美味タス) 

 

▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

 

▪️北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

 

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食のそもそも話について📗

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学校で教わった2つの大切なこと。

 

▪️勉強は「きほん」の「き」が ” 1番 ” 大切

▪️「は!そういうことか!」理解したことは一生忘れない。

 

食のそもそも話は老若男女の「元気」のために書いています。

子育て中のお父さんお母さん、さらに野菜や発酵などに興味を持ち始めたお子様、だけでなく、老後を元気に生き抜く「知恵」を手に入れたいとする方、多くの方に必要なのは ” 目利き ” だと思うのです。

 

食の情報は乱れています。

間違って情報発信されていたり、ブラックボックスになっていたり。

宣伝文句を見たときには表の言葉を信じてしまいがちですが、「きほん」の「き」を押さえておけば ” 目利き ” で選択肢を絞れます。

 

食のそもそも話は八百屋の視点で見聞きしてきたことを整理して、食の目利きの体系的な教科書を作れないだろうか?という試みでもあります。

専門家でもなく研究者でもない、八百屋だからこそ出来ることではないかと信じています。

(専門書は書き方が難しく、またそれぞれに分野も分かれています。こと食の根本を調べようとするといくつものジャンルの知識を必要とします)

 

食のそもそも話はシリーズで100話を予定していましたが、おそらく150〜200話ほどになりそうです。

ほぼ毎週1話ずつ書いていて、すべて野菜のあれこれコーナーに貼り付けていきます。

文章の組み立てがいまいちかもしれず、過去に書いたものほど読みにくいかもしれません。

いったん全部を書き終えてから自身で修正していきます。

 

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食のそもそも話 50は来週書かせて頂きます。

今週はマルシェに集中させて頂きました🙇‍♂️

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今日の販売メニューのちょこっと解説🌱

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▪️のっぽファームさん(埼玉県飯能市川崎)

五穀ごはんの素(自家採種) / 古代赤米・神丹穂(自家採種)

 

五穀ごはんの素(自家採種)は、5種類の雑穀を砕いて混ぜたものです。赤米と同じ様にたとえば白米(玄米でも)3合を炊くときに大さじ2杯を混ぜてスイッチを押してください。

このくらいなら水加減も要りません(2回目からはお好みで🌱)

5種類とも自家採種のため、タネがその土地を覚えてより元気に育っている「馴化(じゅんか)」に期待しています。

 

 

古代赤米・神丹穂(自家採種)は「かんにほ」と読みます。赤米は一般的なうるち米と比べると収量が少ないため貴重になったと言います。食べてみるととても美味しく、白米と一緒に炊くとお赤飯の様にピンク色に染まります。

五穀ごはんの素と同じ様に3合炊きなら大さじ2杯を入れて炊いてみてください。

 

 

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▪️オルト・グラッツィアさん(埼玉県飯能市小久保)

キャベツの菜の花 / 子持ち高菜の菜の花 / のらぼう菜

 

のらぼう菜は、ただ「のらぼう」と呼ばれることもあります。

同じ野菜です。

見た目は他のアブラナ科の菜の花たちと似ているのですが、自然に交配しやすいアブラナ科の中でも、のらぼう菜は交配しない?と聞きます。

ですので他の菜の花たちとは独立した進化をしているのかもしれません。

個人的にはのらぼう菜は炒め物に向いていると思っていますが、もちろんサラダ、お味噌汁なども美味しいと思います。

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▪️島村農園さん(千葉県成田市三里塚)

葉たまねぎ

 

三里塚は昔は森だったそうです。

戦時中に移り住んだ先人たちが人力で木を抜いて(機械がほとんど無い時代)開墾して畑にしたのだと聞きました。

島村農園さんは当時からずっと農薬を使っていません。

畑に使う鶏糞や豚糞も自前で飼育していて、彼らにも無農薬の野菜を与えて循環しています。

 

葉たまねぎは玉葱の子供の状態です。

玉の部分は小さく、上の葉っぱの部分を含めて食べる野菜です。

 

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▪️野村農園さん(岐阜県高山市国府町)

レタス(美味タス)

 

野村農園の野村美也子さんは月田商店立ち上げ初日に偶然(運命?)出会った農家さんです。

「タネには記憶がある」と教えて頂いたときは、

「はて?」と思ったのを覚えています。

その次の日には横山秀男さんと出会い、北村さん(のっぽファーム)と出会い、坂本さん(オルト・グラッツィア)と出会い、こころファームさんと出会い、天野さん(ベジガーデン佑喜)と出会い、皆様に色々と教えて頂きました。

 

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▪️自然恵みファームズさん(群馬県沼田市)

平飼いタマゴ(遺伝子組み換え不使用)

1個90円(バラ売りです)

パックご持参、パックのご寄付大歓迎です。

 

昨年の12月に瀬戸さん(タマゴ担当、指導)を訪ねて来ました。

お話の内容も面白かったのですが、何より鶏舎に驚きです。

稲藁、微生物、自然発酵、その鶏舎は臭くなく、里山の良い香りがします。

鶏舎の中で寝っ転がって昼寝したいと思ったくらいです。

鶏さんたちも人懐っこい感じです。

ドアを開けても誰も逃げないことを聞いたら、「鶏舎の中の方が環境が良いので逃げない」とおっしゃられました。

 

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▪️北産さん(北海道浜中町)

浜中昆布(除草剤不使用)

 

太さで等級別に分けられたあと袋詰めするために両側をカットされた切れ端を集めました。

そのため太さはバラバラですが、味は1等品と一緒です。

干し場に除草剤を使っていないので安心です。

葉肉が薄い昆布ですのでダシだけでなく食べられます。

 

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有機農園 ねぎぼうず

(千葉県南房総市海老敷 農家 : 根岸典好さん)

新米が始まっています(基本予約制、毎週木曜のお昼までにLINEで受付→引渡しは土曜日に蜻蛉さんにて)

 

1996年12月に始めて以来、農薬・化学肥料を使わずにお米と野菜を作っています。

湧き水が近いために水質も良く、粘度質のこの土地はお米づくりに良いとのこと。

 

【ササニシキについて】

昔はコシヒカリと並んで両横綱と呼ばれた銘柄ですが、寒さに弱く、逆に暑いと高温障害にもなりやすく、稲が倒れやすく、田んぼの水の管理もとても気を使う、そうした理由で今ではあまり見られなくなりました。

純粋なうるち米であるササニシキはアレルギーの子供に良いという想いと、さらにそのさっぱりと軽い食味は日本食に合う※ という想いもあり、根岸典好さんは希少なササニシキを作っています。

(※ 高級寿司屋さんは今でもこだわってササニシキを選んでいるとか)

 

コシヒカリ玄米

2kg   ¥1720      ( kg単価¥860 )

3kg   ¥2460     ( kg単価¥820 )

5kg   ¥4000     ( kg単価¥800 )

10kg ¥7800      ( kg単価¥780 )

 

コシヒカリ白米

2kg   ¥1840       ( kg単価¥920 )

3kg   ¥2650       ( kg単価¥883 )

5kg   ¥4250       ( kg単価¥850 )

10kg ¥8300       ( kg単価¥830 )

 

ササニシキ玄米

2kg   ¥1950       ( kg単価¥975 )

3kg   ¥2850       ( kg単価¥950 )

5kg   ¥4660       ( kg単価¥932 )

10kg ¥8900       ( kg単価¥890 )

 

ササニシキ白米

2kg   ¥2080       ( kg単価¥1040 )

3kg   ¥3060       ( kg単価¥1020 )

5kg   ¥5000       ( kg単価¥1000 )

10kg ¥9500       ( kg単価¥950 )

 

【ご予約について】

ご予約は毎時木曜日のお昼までにLINEにてご予約ください。

もちろん、前の週に店頭にてお声掛けくださってもOKです。

 

【配達について】

10kgのご注文の方は配達を承れます(光が丘周辺に限らせてください)

▪︎ 未来、配達料を設定するかもしれません。今は配達料は保留にさせてください。

▪︎ また配達自体難しいと判断したら配達のシステムを止めるかもしれません🙇‍♂️

 

【ご購入の限度について】

おひとり様10kg (1回)を上限とさせてください。

車載の限度などの諸事情。

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仕入れている野菜について、また仕入れの仕組み

  

 

▪️昔ながらの野菜が8割〜9割。

 固定種 / 在来種 / 自家採種

 

 

▪️すべて化学肥料を使っていません。

 ※ 一部苗を育てる時のみ使用している野菜があります。が、畑には使っていません。

 

 

▪️すべて農薬を使っていません。

 ※ 近隣の農家さんの農薬が風で飛んでこないとは断言できません。本来でしたら農薬を使って良いのは風が弱い日と決まっているそうですが、実際にはそれは必ずしも守られていない様です(日本では)。

また雨不足が続いたときに水道水を畑にまく場合があります。

水道水に含まれる塩素は微生物を殺してしまうこともあり、農家さんとしても本来ならば使いたくは無いはずです。

有機JAS認証を取得している農家さんは水道水は禁止だったはずです。

ただ、月田商店としましては今の気候変動と野菜と人間の関係を考えて、背に腹はかえられない思いで許容しています。

 

 

▪️農家さんと直接契約した野菜たちです。

 埼玉県飯能市・日高市は直に畑で受け取って来ます。

 

 

月田商店の野菜はすべて農薬不使用です。

そのうち8割〜9割が ” 昔ながらの野菜 ” (固定種、在来種)。

 

 

タネを自家採種(自分でタネを採って来年まくこと)しているものもあります。

濃香な味わいが楽しめます。

 

 

埼玉県飯能市・日高市にはそうした伝統野菜を作る文化が残っており月田商店のお付き合いの中心にもなっています(毎週土曜日、直に受け取って来ます)。

 

 

山梨県、千葉県、岐阜県からは直送で練馬のヤマト運輸さん(谷原営業所)に届くので、埼玉県の帰りに受け取ってから蜻蛉さんに向かっています。

 

 

元気な土と、元気なタネと、鮮度もベストを尽くします。

昔の農法は育ちもゆっくり、大きさも1個1個バラバラなので収穫にも畑の管理にも時間がかかります。

それを考えに入れた価格になりますが、虫食いのや枯れた葉っぱごとバラで頂いてきて、それを皆様にバラで手に取って頂くことで高品質なものをある程度低価格で販売したいと考えています。

枯れ葉や虫食いも混ざったままですが、皆様と一緒に工夫して食の文化を光が丘に創りたいと考えています。

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※ 1    趙漢珪(ちょうはんぎゅ)氏

昔の韓国では無農薬の農業には政治的な圧力があったそうです。

そこで趙漢珪氏は日本に来ました。

自身の農業論を実践しながら日本で3人の先生に出会いさらに農業の深みを知ったとのこと。

韓国の政治が落ち着いたのちに帰国、「自然農業」を立ち上げ今では韓国の無農薬の大家になっています。